第106回 看護師国家試験 合否に関する要望書の全体像【1】|不適切と考えられる問題

2017年2月24日、「第106回看護師及び第103回保健師国家試験の合否に関する要望書」が一般社団法人 日本看護学校協議会から厚生労働省へ提出されました。

 

今回の記事では、日本看護学校協議会が「不適切問題」として挙げている設問と要望についてご紹介します。

(全文は、▶こちらでご確認ください。後半記事では「会場等に関する情報提供」の内容をご紹介します)

 

試験を受けた人も、すでに看護師として働いている先輩も、下記の要望について一緒に考えてみてください!

 

 

第106回 看護師国家試験 合否に関する要望書の全体像【1】

不適切と考えられる問題

◆目次

午前15, 27, 51, 52, 64, 66, 79, 80, 9295, 112

午後2, 14, 31, 33, 36, 51, 54, 60, 91, 93, 97, 108

その他全体を通して

 

 

午前 【問題15】

せん妄の誘発因子はどれか。

 

1.身体拘束

2.心血管障害

3.低栄養状態

4.電解質バランス異常

 

(要望)

正答は1であると考えるが、4も否定できない。

 

 

午前 【問題27】

角加速度を感知するのはどれか。

 

1.

2.前庭

3.耳小骨

4.半規管

 

(要望)

「角加速度」という用語は看護師基礎教育で用いられているテキストには使っていない。医師のテキスト「標準生理学」(医学書院)には記述がある。問題表現として不適切では?

 

 

午前 【問題51】

Aさん(42歳、女性)は、3日前から微熱と強い全身倦怠感を自覚したため病院を受診したところ、肝機能障害が認められ、急性肝炎(acute hepatitis)の診断で入院した。1ヶ月前に生の牡蠣(かき)を摂取している。Aさんはこれまで肝臓に異常を指摘されたことはなく、家族で肝臓疾患を罹患した者はいない。

 

Aさんが罹患した肝炎について正しいのはどれか。

1.細菌感染である。

2.劇症化する危険性がある。

3.慢性肝炎(chronic hepatitis)に移行しやすい。

4.インターフェロン療法を行う。

 

(要望)

2.劇症化する危険性がある。劇症肝炎はB型肝炎に多く、その危険性がある。消去法では残るが、問題として妥当かは疑問である。

 

 

午前 【問題52】

ホルモン負荷試験について正しいのはどれか。

 

1.ホルモン分泌異常を生じている部位の推定に用いる。

2.分泌異常が疑われるホルモンを投与する。

3.前日の夕食から禁食にする。

4.入院が必要である。

 

(要望)

正答がないと考えられます。
「1」部位推定ではなく、異常推定、「2」は誘発ホルモン、「4」は入院や外来検査の場合があると思われたことが理由です。

 

 

午前 【問題64】

Aさん(68歳、女性)は、癌(gastric cancer)のため入院した。入院初日に「夫も癌になって、亡くなる前に痛みで苦しんでいました。私も痛みが怖いんです」と言った。看護師は、Aさんが夫のように苦しむことへの恐怖や不安があることが分かり、Aさんとともに対処法について考えた。

 

この時点で患者-看護師関係の段階はどれか。

 

1.方向付け

2.同一化

3.開拓利用

4.問題解決

 

(要望)

この時点とは、いつの時点を問うているのかわかりにくい。事例では今、入院後何日もたっているのか、関係ができての対処法について考えたのかがわかりにくい。「対処法について考える」という文章を、対処の方法について考えると解釈するならば「方向づけ」、対処法の方向がある程度わかっており、そのことについて考えていくならば「開拓利用」の選択が考えられる。「対処法について考える」という短い文章をどのように捉えるかにより、選択が変わると考える。

 

 

午前 【問題66】

Aさん(42歳、女性)は、交通事故による脊髄損傷(spinal cord injury)で入院し、リハビリテーションを受けた。Aさんの排泄の状況は、間欠的導尿による排尿と、坐薬による3日に1回の排便である。同居する夫と実母が導尿の指導を受け、退院することになった。初回の訪問看護は退院後3日目とし、その後は訪問看護を週2回受けることになった。

 

入院していた医療機関から提供された患者情報のうち、初回訪問のケア計画を立案するのに最も優先度の高い情報はどれか。

 

1.食事の摂取量

2.1日の導尿回数

3.最終排便の日時

4.リハビリテーションの内容

 

(要望)

脊髄損傷の部位が情報にないのでケア計画を立てにくい。初回訪問が退院後3日目であり、あげられている情報の範囲で考えると、選択肢2の1日の導尿回数、選択肢3の最終排便の日時、どちらも選択可能であるなど。情報不足のため解答として2と3が考えられる。

 

 

午前 【問題79】

排泄が自立していない男児の一般尿を採尿バッグを用いて採取する方法で正しいのはどれか。

 

1.採尿バッグに空気が入らないようにする。

2.採尿口の下縁を陰茎の根元の位置に貼付する。

3.採尿バッグを貼付している間は座位とする。

4.採取できるまで1時間ごとに貼り替える。

5.採取後は貼付部位をアルコール綿で清拭する。

 

(要望)

自立していない男児には乳児が含まれる。そう考えると正答がない。

 

 

午前 【問題80】

Aちゃん(6歳、女児)は、左上腕骨顆上骨折(left supracondylar fracture of humerus)と診断され、牽引治療のために入院した。医師からAちゃんと家族に対し、牽引と安静臥床の必要性を説明した後、弾性包帯を用いて左上肢の介達牽引を開始した。

 

Aちゃんに対する看護で適切なのはどれか。

 

1.食事を全介助する。

2.左手指の熱感を観察する。

3.抑制ジャケットを装着する。

4.1日1回は弾性包帯を巻き直す。

5.痛みに応じて牽引の重錘の重さを変更する。

 

(要望)

選択肢が不適切。1、3は必要ない。2は熱感でなくしびれ。4は巻きなおしは医師が行う行為。5は変更は医師の指示の元に行う。

 

 

午前 【問題92】

Aさん(53歳、男性、会社員)は、1週間前から倦怠感が強く、尿が濃くなり、目の黄染もみられたため、近くの医療機関を受診し黄痘と診断された。総合病院の消化器内科を紹介され受診した。時々、便が黒いことはあったが、腹痛はなかった。既住歴に特記すべきことはない。来院時のバイタルサインは、体温36.8℃、脈拍68/分、血圧134/82mmHgであった。血液検査データは、アルブミン4.2g/dL、AST69IU/dL、ALT72IU/L、Fe27μg/dL、尿素窒素16.5mg/dL、クレアチニン0.78mg/dL、白血球9,200/μL、Hb11.2g/dL、血小板23万/μL、CRP2.8mg/dLであった。

 

(問題【91】省略)

 

腹部造影CTにて膵頭部癌(pancreatic head carcinoma)が疑われ、内視鏡的逆行性胆管膵管造影が行われ、膵液細胞診と膵管擦過細胞診とが行われた。また、内視鏡的経鼻胆道ドレナージが行われ、ドレナージチューブが留置された。処置後18時間、チューブからの排液は良好で、腹痛はなく、Aさんはチューブが固定されている翼の違和感を訴えている。バイタルサインは、体温37.1℃、脈拍76/分、血圧128/80mmHgであった。血液検査データは、総ビリルビン11.2mg/dL、直接ビリルビン8.2mg/dL、アミラーゼ96IU/L、白血球9,800/μL、CRP3.5mg/dLであった。

 

このときのAさんへの看護で正しいのはどれか。

 

1.禁食が続くことを伝える。

2.ベッド上安静が必要であることを伝える。

3.鼻翼にドレナージチューブが接触していないか確認する。

4.ドレナージチューブを持続吸引機に接続する準備をする。

 

(要望)

設問の検査データと選択肢の関連性がない。検査データを設問に入れた目的は?

 

 

午前 【問題95】

Aさん(25歳、男性)は、オートバイの単独事故による交通外傷で救急病院に入院した。外傷部位は左上下肢で、左脛骨骨折(left tibial fracture)に対しては長下肢ギプス固定をした。左前腕部は不完全切断で、再接着術が行われた。
入院後3日、左足趾のしびれと足背の疼痛を訴えた。

 

(【問題94】選択肢省略)

 

入院後6日、左前腕部の接着部から末梢側が壊死し、前腕切断術が行われた。術後4日、Aさんは幻肢痛を訴えた。

 

看護師の対応で適切なのはどれか。

 

1.切断端に弾力包帯を巻く。

2.切断端のマッサージを行う。

3.肘関節を屈曲したままにする。

4.鎮痛薬では幻肢痛を軽減できないことを説明する。

 

(要望)

1だとすると術後4日で弾力包帯は巻いているが、それは幻肢痛への対応ではない。4だとすると術後4日目に説明しても良い時期なのか疑問がある。正答がないのでは?

 

 

午前 【問題112】

Aさん(23歳、女性)は、大学を卒業後、インテリア会社に事務職として就職した。入社後に「ユニフォームが似合うようになりたい」とダイエットを始め、次第にやせが目立つようになった。母親がAさんに食事を作っても「太るのが怖い」と言って食べず、体重は2週間で5kg減少した。心配した母親とともに精神科外来を受診し、摂食障害(eating disorder)と診断され、開放病棟へ入院した。入院時、身長160cm、体重37kgであった。

 

入院から1週間の期間に観察すべき項目はどれか。2つ選べ。

 

1.浮腫の程度

2.過食の有無

3.活動量の低下

4.嚥下障害の有無

5.振戦せん妄の有無

 

(要望)

1.低栄養でアルブミンが低下し、浮腫が起こらないも限らない。2.この状況で、過食があるタイプかないタイプか不明であり、過食になる可能性もある。3.低栄養から活動量の低下が起こる危険性もある。
そのため、1,2,3とも観察べき項目であるため2つに絞れない。

 

 

午後

午後 【問題2】

 

平成25年(2013年)の国民健康・栄養調査による40歳代男性の肥満者の割合に最も近いのはどれか。

 

1.15%

2.35%

3.55%

4.75%

 

(要望)

国民栄養調査に関する問題で「40歳代の男性の肥満率」を求めるのはポイントを絞りすぎているのではないか、例えば指標となるデータは「20歳以上」や「20~64歳」「65歳以上」などの掲載がありますので範囲の選定によっては、難易度が高いともいえる。

 

 

午後 【問題14】

無尿の定義となる1日の尿量はどれか。

 

1.0mL

2.100mL未満

3.400mL未満

4.700mL未満

 

(要望)

医学書院の解剖生理学では無尿をまったく作れないとしているので0mlと100mlの2つの選択肢を問うのは適切ではない。

 

 

午後 【問題31】

施行日が最も新しい法律はどれか。

 

1.高齢社会対策基本法

2.高齢者の医療の確保に関する法律

3.高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律

4.地域における医療及び介護の総合的な確保を促進するための関係法律の整備等に関する法律

 

(要望)

施行日が最も新しい法律としては選択肢4と考えられる。但し、この法律には「医療関係は平成26年10月以降、介護保険法関係は平成27年4月以降など、順次施行。」とあり、どのように考えたらよいか迷う。選択肢3についても平成27年5月に最終改正がなされており、選択肢3と4で迷う。

 

 

午後 【問題33】

患者の情報の取扱いについて正しいのはどれか。

 

1.看護師の守秘義務は医療法で規定されている。

2.統計的に処理された情報から患者個人を特定できる。

3.利用目的が明確であっても患者の情報の活用は制限される。

4.転院先の病院と患者の情報を共有する場合は患者の同意が必要である。

 

(要望)

文章が曖昧なために読みようによっては3,4どちらでも正解となり得る可能性がある。
3は「利用目的が明確」の解釈によるだろう。おそらく「患者にとって利用目的が明確」という趣旨と推測される。そうすると法第18条4項四号の「取得の状況から見て利用目的が明らかであると認められる場合」に該当し、利用目的に沿った利用が可能となるので「制限される」というのは誤りとなる。
4は、転院先に患者の情報を提供することは第三者提供となり患者の同意が必要。「共有」となっているので迷う。

 

 

午後 【問題36】

検査の目的と採尿方法の組み合わせで正しいのはどれか。

 

1.細菌の特定-中間尿

2.腎機能の評価-杯分尿

3.肝機能の評価-24時間尿

4.尿道の病変の推定-早朝尿

 

(要望)

腎機能の評価一杯分尿とあるが、最近テキスト等には使用されていない言葉であり学生には理解できないのではないか。

 

 

午後 【問題51】

外性器異常が疑われた新生児の親への対応として適切なのはどれか。

 

1.出生直後に性別を伝える。

2.内性器には異常がないことを伝える。

3.出生直後に母児の早期接触を行わない。

4.出生届は性別保留で提出できることを説明する。

 

(要望)

外性器異常が疑われた新生児の親への対応として適切でないものを消去していくと4に至るが、出生届は出題基準にあるがかなり深い知識を求められていると考える。看護基礎教育において、ここまで必要なのかと思う。

 

 

午後 【問題54】

災害後の成人に見られる防衛機制はどれか。

 

1.不安で眠れなくなる。

2.激しい怒りを表現する。

3.言動が子供のように幼くなる。

4.自分だけが無事で申し訳ないと思う。

 

(要望)

個人的な要因が大きく、また、データ分析や時期など確固として限定できるものがない。防衛機制で考えると選択肢3の退行化があげられるが、成人の防衛機制で考えると行動化(または置き換え?)の選択肢2も考えられる。

 

 

午後 【問題60】

Aさん(55歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。進行性の多発性硬化症(multiple sclerosis)で在宅療養をしている。脊髄系の症状が主で、両下肢の麻痺膀胱直腸障害および尿閉がある。最近は座位の保持が難しく、疲れやすくなってきている。排尿はセルフカテーテルを使用してAさんが自己導尿を行い、排便は訪問看護師が浣腸を行っている。夫は仕事のため日中は不在である。

 

Aさんの身体状態に合わせた療養生活で適切なのはどれか。

 

1.入浴はシャワー浴とする。

2.介助型の車椅子を利用する。

3.ベッドの高さは最低の位置で固定する。

4.セルフカテーテルはトイレに保管する。

 

(要望)

この状況文では適切な解答はないのではないか?

 

 

午後 【問題91】【問題93】

Aさん(82歳、男性)は、介護つき有料老人ホームに入居している。10年前まで会社を経営していた。プロ野球や世界経済に興味があり、友人とインターネットを用いて交流するのを楽しみにしている。Parkinson<パーキンソン>病(Parkinson's disease)で、現在Hoehn-Yahr<ホーエン・ヤール>の重症度分類でステージⅡ。両側の上下肢の静止振戦や動作緩慢がみられる。食事は自分の居室に運んでもらって食べている。身の回りのことは1人でできる。1人での外出も可能だが、転倒に対する恐怖が強いため1日中室内で過ごしている。

 

【91】Aさんの障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準ランクはどれか。

 

1.ランクA

2.ランクB

3.ランクC

4.ランクJ

 

(要望)

体力的にはランクJといえる。本人の不安によりランクAともいえる。どちらともいえるため、正解なし。もしくは2つとも正しい。

 

Aさんは「最近、尿が出始めるまでに時間がかかるので、排尿時は自分で下腹部を押しています。尿がすっきり出ません」と言う。泌尿器科を受診したところ、Parkinson<パーキンソン>病(Parkinson's disease)による自律神経障害と診断された。

 

(【92】選択肢省略)

 

有料老人ホームの看護師はAさんに病気の進行を予防するために運動を勧めたが、Aさんは「この病気は進行性だからいつかは動けなくなる。今、転ぶと骨折して動けなくなるかもしれない。だから運動するのは嫌だ」と言う。AさんはParkinson(パーキンソン)病(Parkinson's disease)に関する情報を入手しており、病状の理解ができている。薬物は自己管理できている。かかりつけ医に自分から病状の説明を求めることもある。


【93】Aさんの転倒の不安を軽減するために看護師とAさんが一緒に実施することで、最も適切なのはどれか。

 

1.車椅子で外出する。

2.転倒予防教室への参加を検討する。

3.廃用症候群(disuse syndrome)に関する情報を収集する。

4.運動の効果と転倒のリスクとを比較する。

 

(要望)

転倒を予防しつつ運動を勧めるにあたっての自己決定支援についての設問、支援の過程では2,4の両方が正答と考えるが、室内から外への第一歩を踏み出すための看護を考えれば、1も正答と考える。

 

 

午後 【問題97】

Aちゃん(11歳、女児)。眼瞼浮腫がみられたため、眼科を受診し治療を受けたが改善しなかった。その後、Aちゃんと母親が下腿の浮腫に気付き眼科の医師に相談したところ、特発性ネフローゼ症候群(iidiopathic nephrotic syndrome)を疑われたため、小児科のある病院を紹介され受診した。

 

看護師が収集すべきAちゃんの情報で優先度が高いのはどれか。

 

1.食欲

2.家族歴

3.手術歴

4.海外渡航歴

5.初経の発来の有無

 

(要望)

胸水、腹水があった場合は食欲低下があるので、それらの有無を推測とした場合は正答は1と言えるが、問われている内容の解釈が難しい。

 

 

午後 【問題108】

Aさん(28歳、女性)は、両親と3人で暮らしている。24歳のときに統合失調症(schizophrenia)を発症し治療を開始している。Aさんは大学卒業後に一度就職したが、発症後に退職し、現在も無職である。2週間前から元気がなく、自室に引きこもって独り言を言っているのが目立つようになったため、両親同伴で外来を受診した。両親からは、1年前から便秘が続き、Aさんが薬の副作用(有害事象)を気にするようになったという話があった。

 

(【問題106】省略)

 

診察では幻聴の悪化が認められたため、薬物治療の見直しが行われた。その後、定期的に両親同伴で外来通院を続けた。3ヵ月後、幻聴は改善傾向を示し、規則正しい生活ができるようになった。外来の診察で、悪化した原因を改めて振り返ったところ、Aさんは「半年前から家族に分からないように薬をトイレに捨てていた」と話した。診察後、Aさんからそれを聞いた両親が医師や看護師の目の前でAさんを大きな声で叱ると、Aさんの表情は険しくなった。

 

(【問題107】選択肢省略)

 

さらに3ヵ月後、家事の手伝いができるようになり、家庭内で落ち着いた日常生活を送れるようになった。Aさんは「自分のことは自分でできるようになって、将来はまた働きたい」と話すようになり、社会復帰に向けて社会資源の利用を検討することになった。

 

【問題108】この時点でAさんに紹介する社会資源で適切なのはどれか。

 

1.就労移行支援

2.地域活動支援センター

3.居宅介護<ホームヘルプ>

4.短期入所<ショートステイ>

5.共同生活援助<グループホーム>

 

(要望)

 

1段階

 

2段階

Aさんの状況

家庭内では落ち着いている

 

社会では不明

Aさんの思い

自分のことは自分でできる

ようになって

将来はまた働きたい

 

地域活動支援センターが適切

 

就労移行支援が適切

 

状況から、1段階か、2段階かどちらのことを指して問うているのか不明確。

そのため、1も2も正解ではないか。

 

 

その他全体を通して

(要望)

 

1.単問の状況設定問題について
今回より長い状況文を付した単問が導入されたが、設問毎に状況理解が必要で有り時間を要すると共に難易度が高いと感じた。

 

2.時間の不足(試験時間延長が必要だったのではないでしょうか)

 


以上、不適切と考えられる問題への具体的な要望をご紹介しました。

皆さんは、どう思われましたか?

後半の記事では、「会場等に関する情報提供」の内容を一部ご紹介します!

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