最終更新日 2018/11/08

訪問看護

訪問看護とは・・・

訪問看護(ほうもんかんご)とは、医師の指示に基づき、看護師が患者宅を訪問し、必要な看護を行うことである。訪問看護の場では、患者の健康状態のチェックや療養環境の整備、認知症や終末期のケア、メンタルケア、褥瘡管理、看取りなど幅広い対応が求められている。

自宅療養を希望する患者の増加に加え、国の施策として在宅医療が推進されているため、訪問看護のニーズは高まっているが、訪問看護師の育成と人員の確保は進んでいない。


【訪問看護認定看護師】
在宅療養者の主体性を尊重したセルフケア支援などを行う。2006年から認定が始まり、2018年8月現在612人の登録者がいる。

【在宅看護専門看護師】
在宅療養者の支援、在宅看護のケアシステム構築、既存のサービスの連携促進などを行う。2012年に認定が始まり、2018年8月現在46人が専門看護師の認定を受けている。

【機能強化型訪問看護ステーション】
2014年度診療報酬改定では、在宅医療を推進する施策の一環として、「機能強化型訪問看護ステーション」が新設された。
機能強化型訪問看護ステーションとは、職員配置などで一定以上の規模を持ち、24時間対応や重症度の高い患者の受け入れ、看取り、人材育成まで含めた幅広い役割 を担い、訪問看護に関わる人材育成機能も持つステーションを指す。

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