最終更新日 2019/02/19

肝炎

肝炎とは・・・

肝炎(かんえん、hepatitis) とは、横隔膜に接し、胸骨弓下の右上腹部に位置する肝臓に生じる炎症の総称である。

【種類】
■原因による分類

原因によって以下のように分類することができる。

ウイルス性肝炎
・自己免疫性肝炎
・薬剤性肝炎
・アルコール性肝炎
・その他の肝炎(代謝異常や放射線などによる肝障害)

■経過による分類
経過によって急性肝炎と慢性肝炎に大別される。

1)急性肝炎
急性肝炎とは、急性に肝臓が炎症を来した状態のことである。また、6カ月以内に炎症が治まる病態のことである。

予後は良好であることが多く、一般的には保存的治療を行うが、重症化すると劇症肝炎に至る可能性があるため、注意が必要である。

2)慢性肝炎
慢性肝炎とは、肝機能異常が6カ月以上持続している病態のことである。

「ウイルス性肝炎」、「アルコール性肝炎」、「NASH(非アルコール性脂肪肝炎)」、「PBC(原発性胆汁性胆管炎)」、「自己免疫性肝炎」などがあり、疾患により治療法は異なる。慢性肝炎の場合、肝硬変に進展すると、肝細胞がん門脈圧亢進症などさまざまな合併症を引き起こすケースもあり、進行を防ぐことが重要である。

執筆: 中田一弥

加古川中央市民病院 救急科 救命救急センター

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