【2026年版】看護師の平均年収いくら?手取り、ボーナスなど給料まるごと解説

2026年版看護師の平均年収のアイキャッチ画像。

看護師は「年収が高い」というイメージを持たれがちですが、実際の年収・給料はどのくらいなのでしょうか?「看護師の給料」をまるごと解説します!

 

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データ出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」、日本看護協会「2025年病院看護実態調査」「2024年病院看護実態調査

※令和7年賃金構造基本統計調査は「2025年6月分の給与と2024年支給分のボーナス」を調査対象としています。用語・各数値の詳細は文末に記載。

 

1.看護師の平均年収は524万円、月収は36万円

2026年版 看護師の平均年収は524万7200円。注釈:平均年齢42.1歳、月収36.6万円×12カ月+ボーナス85.6万円。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

※月収=夜勤手当や時間外手当、通勤手当、家族手当等の各種手当を含んだ額面の金額

 

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は524万7200円(平均年齢42.1歳)です。

 

これは、月収(36万6000円)×12ヵ月+ボーナス(85万6000円)の総額です 。
 

ここから税金や社会保険料が引かれた看護師の「手取り年収」は平均394万~420万円となります。「手取り月収」は26万~28万円です。

 

2.看護師の年収・給料の内訳

次に、看護師の年収・給料の主な4つの内訳について見ていきましょう。

 

1)看護師の基本給

基本給とは手当などを含まないベースとなる賃金のこと。日本看護協会の調査によると、新卒の基本給は約21万~22万円です。

 

10年目(非管理職)の看護師の基本給は約25万円となっており、施設や役職などによっても変わりますが、看護師の基本給は約21万~22万円からスタートして年4000~5000円ずつ昇給するのが平均のようです。

 

2)看護師の夜勤手当

看護師の年収・給料には「夜勤手当」がかなりのウェイトを占めています

 

看護師の夜勤手当額と夜勤回数(平均)

  2交代 3交代
    準夜勤 深夜勤
平均手当額 11,470円 4,300円 5,211円
平均回数 4.7回/月 8.2回/月
平均手当額×回数 53,909円 38,995円

出典:日本看護協会「2025年病院看護実態調査」

※3交代の「平均手当額×回数」の金額は、準夜勤と深夜勤の「平均手当額」を均等に除した金額に「平均回数」を乗じたもの

 

上のデータを見ると「看護師は毎月の給料のうち、平均3.9万~5.4万円を夜勤で稼いでいる」と言えるでしょう。

 

つまり平均年収524万円のうち、47万~65万円は夜勤手当分という計算になります。まさに「負担の大きい夜勤をこなしてこその高い給料」という実態がうかがえます。

 

 

3)看護師の残業代

看護師の場合、残業代が収入に占める割合はあまり多くありません。

 

看護師の1カ月あたりの残業時間は、厚労省の調査では平均6時間、日本看護協会の調査では平均4.8時間となっています。

 

基本給(※)や残業時間を基に残業代(時間外手当)を計算すると、およそ月1万~1.2万円年間では11.7万~14.7万円ほどとなります。

※勤続10年の看護師の基本給

 

4)看護師のボーナス

2026年版 年代別 看護師のボーナス。女性/男性の順に記載。20〜24歳:53.5万円/48.5万円、25〜29歳:79.3万円/78.8万円、30〜34歳:72.4万円/78.9万円、35〜39歳:84.0万円/103.0万円、40〜44歳:97.5万円/105.9万円、45〜49歳:95.4万円/106.5万円、50〜54歳:104.1万円/100.5万円、55〜59歳:102.1万円/99.9万円、60〜64歳:70.7万円/75.8万円、65〜69歳:54.9万円/40.6万円。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

※ボーナスは年間の支給額です。

 

厚労省の調査によると、看護師の年間ボーナス額は平均85万6000円となっています。

 

看護師のボーナスは年間約50万円からスタートし、40代~50代で約100万円に達するのが例年の傾向となっています。

 

ただし、新人看護師が初めてもらう「入職直後の夏のボーナス」は勤務実績が少ないため、5万~10万円ほどか、もらえない場合が多いでしょう。

 

 

 

3.【年代・地域・規模・男女別】看護師の平均年収・月収

看護師の年収は、年代・地域・施設の規模・男女別などでどのように変わるのか、具体的なデータを見ていきましょう。

 

【年代別】20代看護師の平均年収は440万~500万円

看護師の平均年収は20代前半の約440万円からスタートして、50代前半の約580万円でピークとなっています。

2026年版 年代別 看護師の月収と年収。20〜24歳:32.3万円/440.1万円、25〜29歳:35.2万円/501.5万円、30〜34歳:34.8万円/490.5万円、35〜39歳:35.9万円/518.9万円、40〜44歳:37.5万円/548.4万円、45〜49歳:38.7万円/561.2万円、50〜54歳:39.5万円/577.7万円(ピーク)、55〜59歳:39.3万円/573.5万円、60〜64歳:36.0万円/502.9万円、65〜69歳:30.8万円/424.1万円。下部に「50代前半が看護師の平均年収のピーク」と記載。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

※月収=夜勤手当や時間外手当、通勤手当、家族手当等の各種手当を含んだ額面の金額

年齢を重ねるごとに年収額はアップするものの、子育てなどで働き方に制限が出やすい20代後半から30代では、あまり伸びは見られません

 

 

【地域別】都道府県ごとの差は約150万円

都道府県別で最も年収が高かったのは滋賀の585万3000円最も低かったのは高知の434万8000円で、約150万円の差があります。今回の調査では、滋賀県は2024年よりも年収が約65万円アップして1位となっています。

2026年版 都道府県別 看護師の平均年収。全国平均は524.7万円。上位3県は1位滋賀、2位東京、3位山梨。各都道府県の数値:北海道519.4万円、青森452.5万円、岩手454.4万円、宮城513.2万円、秋田511.5万円、山形476.9万円、福島454.3万円、茨城514.6万円、栃木553.8万円、群馬523.5万円、埼玉533.0万円、千葉547.7万円、東京578.5万円、神奈川543.7万円、新潟489.3万円、富山505.9万円、石川515.3万円、福井513.2万円、山梨555.5万円、長野517.7万円、岐阜509.2万円、静岡524.8万円、愛知546.1万円、三重514.1万円、滋賀585.3万円、京都540.7万円、大阪540.2万円、兵庫522.8万円、奈良548.4万円、和歌山514.4万円、鳥取514.9万円、島根517.6万円、岡山535.9万円、広島521.0万円、山口511.9万円、徳島504.6万円、香川536.0万円、愛媛472.7万円、高知434.8万円、福岡482.6万円、佐賀468.7万円、長崎472.2万円、熊本490.6万円、大分474.3万円、宮崎443.3万円、鹿児島503.3万円、沖縄486.2万円。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

  • 高年収エリア
    :首都圏(東京、神奈川)と大阪、京都、愛知などの都市部は全国平均(524.7万円)より高い傾向にあります。
     
  • 低年収エリア
    :九州、四国地方は例年、全国平均よりも低い傾向にあります 。

 

 

 

 

【規模別】職場の規模が大きいほど年収は高め

一般的な企業と同じく、「規模が大きいほど年収が高く、平均年齢は若くなる」という特徴が見られます。

 

職場の規模別 看護師の平均年収

  • 職員1000人以上

569万9000円(平均年齢37.6歳)

  • 職員100~999人

506万3000円(平均年齢44.3歳)

  • 職員10~99人

469万8000円(平均年齢46.3歳)

 

【男女別】男性看護師のほうがやや高め

看護師の年収を男女別で比べると、男性看護師のほうが30万9000円ほど高くなっています

 

男性看護師(平均年齢39.1歳)

平均年収 552万円

  • 平均月収:38万6000円
  • 平均ボーナス(年間):89万3000円

 

女性看護師(平均年齢42.5歳)

平均年収 521万1000円

  • 平均月収:36万3000円
  • 平均ボーナス(年間):85万2000円

 

4. 年収が高い病院・職場は?高年収の理由と特徴

上で見たように、看護師の年収は勤務先などによって大きな差が出ます。ここでは、給与水準が高い職場の特徴と、なぜ高いのかを解説します。

 

1)病院・施設の規模が大きい

大学病院や高度急性期・急性期を担う大規模病院は、高度で専門性の高い医療を提供するため、入院料や手術などの診療報酬の単価が高い傾向にあります。

 

また、急性期の手厚い看護配置を維持するため、看護師数を確保する必要があり、看護師採用の給料も高めに設定されるようです。

 

さらに、規模が大きい病院ほど緊急入院や急変対応などが多く、残業や夜勤の回数が増えやすいため、結果として手当が増え、年収が高くなる傾向にあります。

 

 

2)夜勤手当の設定が高い

看護師の年収の多くが夜勤手当に依存しているため、1回あたりの夜勤手当が高く設定されている職場は年収が高くなります 。

特に、病床規模が大きく、夜勤スタッフの確保が難しい大病院や急性期病院では高めの傾向です。

 

 

3)都市部にあり、地域の給与水準が高い

東京や大阪などの都市部で平均年収が高いのは、地域全体の賃金水準が高いため。看護師の給与もそれに応じて高めに設定されます。

 

大病院やクリニックが集中している都市部エリアは、優秀な人材を確保するための競争が激しく、給与が引き上げられやすい傾向があります。

 

 

5.看護師が年収アップを目指すには?

ここまで見てきたように、看護師の給料は勤務先や働き方によっても差があります。中には「こんなに頑張ってるのに平均より少ない…」とガッカリした方もいるかもしれません。

 

では、どうすれば看護師は年収アップを目指せるのでしょうか? 年収・給料を上げるには、主に次の4つの方法があります。

 

1)夜勤の回数を増やす

「夜勤が苦にならない」「体力的に問題ない」という方なら、積極的に夜勤に入るのが最も現実的な年収アップの方法です。

 

たとえば2交代であれば、1回あたりの夜勤手当は1万~2万円ほどが相場。夜勤に入る回数を月1~2回増やすことで、年収で12~50万円アップになります。

 

また、「夜勤で稼ぐ」をより意識するのであれば、1回あたりの夜勤手当が高く設定されている職場を探してみるのも良いかもしれません。

 

 

 

2)給与水準が高めの職場に転職する

都市部や規模の大きい病院はやはり給与水準が高めです。今の職場で年収アップを目指すのが難しそう…という場合は、より条件の良い職場に思い切って転職するのも一つの手です。

 

また、「負担の大きい夜勤をこなしているわりに給料が低い」と感じているなら、「夜勤なし(日勤のみ)」で比較的、年収が高めになりやすい訪問看護、美容クリニックを検討するのも良いかもしれません。

 

近年、施設数が増えている有料老人ホームも大手法人が運営する施設は年収が高めのケースもあります。

 

 

 

 

 

3)資格取得や昇進・昇格を目指す

資格手当が充実した職場なら、資格取得にチャレンジして年収アップを目指すのもおすすめ。資格手当は月5000~1.5万円ほどが多く、年収では6万~18万円のアップが期待できます。

 

ただし、資格手当の対象となるのが専門看護師認定看護師に限定されている場合、そもそも資格取得に100万円以上の費用がかかってしまうのがネックです。

 

また、院内で管理職を目指すのも良いでしょう。昇進・昇格で給料が上がるのに加えて役職手当がつくこともあります。

 

もちろん主任・師長・看護部長にステップアップするには地道にキャリアを詰む必要があり、すぐに叶うわけではありません。それでも、病棟運営や人材育成に興味がある、マネジメントを経験したいと考える方には挑戦しがいのある道です。

 

 

 

4)副業をする

職場の規定がOKなら、副業で収入を上げるという方法もあります。

 

特に、病棟や介護施設の夜勤専従のバイト・パートは、実は人気の副業です。

 

夜勤スタッフの確保はどこの病院・施設でも苦労しているため、通常の夜勤手当より高めに設定されていることも多いのがポイント。施設によっては1回あたり3万円を超える高額求人も珍しくありません

 

「体力に自信がある」「ほかの病棟・施設もちょっと経験してみたい」という方にはピッタリの方法です。

 

 

 

6.新卒看護師の初任給

日本看護協会の調査によると、新卒看護師の初任給(基本給その他を含む総額)は約28.5万~29.3万円となっています。初任給の手取りは22万~23万円ほどになります。

 

専門卒

  • 初任給:28万5078円​​​​(​​​うち基本給:21万6416円)

 

大学卒

  • 初任給:29万2527円(うち基本給:22万1883円)

 

ただし、職場ごとの「給料の締め日」や夜勤開始がいつかなどによって、4月は給料が満額支給されないことがあるので注意です。

 

 

 

7.助産師・保健師・准看護師の平均年収

看護師と同じ看護職である「助産師」「保健師」「准看護師」の平均年収・給料は次の通りです。

 

2026年版 看護関係職種 助産師・保健師・准看護師の平均年収。助産師:566.7万円(平均年齢41.2歳、平均月収39.0万円、ボーナス98.8万円)、保健師:551.4万円(平均年齢42.4歳、平均月収36.1万円、ボーナス118.2万円)、准看護師:427.5万円(平均年齢51.8歳、平均月収30.3万円、ボーナス63.7万円)。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

 

 

8.看護師の年収は本当に高いの?

ここからは、看護師とほかの職種の平均年収などを比べてみます。 「看護師は年収が高い」というイメージは本当なのでしょうか?

 

看護師の年収を全職種と比較すると……?

看護師の平均年収をほかの全職種と比べてみると、全職種の平均年収より看護師の方が約21万円低かったです。

 

2026年版 看護師と全職種の平均年収の比較。男女計は看護師524.7万円に対し全職種545.6万円。女性のみは看護師(女性)521.1万円に対し全職種(女性)437.1万円。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

 

2020年以降、しばらくは看護師の平均年収が全職種の平均年収をやや上回る状況が続いていましたが、2024年から全職種の平均を下回る結果に

 

2026年版 看護師と全職種の平均年収 〜5年間の推移〜。2021年から2025年までの折れ線グラフ。看護師は500万円弱から緩やかに上昇し520万円台へ。全職種(男女計)は2023年まで看護師を下回っていたが、2024年以降に急上昇し看護師を上回る。全職種(女性)は400万円前後を緩やかに上昇。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

 

全職種のデータでは2020年以降、新型コロナの影響で超過勤務手当(時間外手当・深夜勤務手当など)やボーナスの減少が見られましたが、2024年には一般の職種が盛り返し、前年から約20万円も平均年収を上昇させました。2025年も一般の職種の上昇傾向は続いており、看護師の平均年収との差は大きくなっています。看護師の平均年収は相対的に低くなっていると言えるでしょう。

 

 

看護師の年収は「20代は高い」「女性では高い」

看護師と全職種の平均年収を、さらに年代別に見てみましょう。

 

2026年版 年代別 看護師と全職種の平均年収。20〜69歳までの折れ線グラフ。看護師は20代で全職種より高いが、30代前半で全職種(男女計)に抜かれ、以降は全職種(男女計)が上回る。ピークは全職種(男女計)が50代後半、看護師は50代前半。全職種(女性)は一貫して最も低い。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

 

いわゆる新社会人世代に当たる「20~24歳」を見ると、全職種平均が361.4万円(女性平均は347万円)なのに対して看護師は440.1万円で、頭ひとつ飛び出しています。

 

しかし、その後は女性平均と同じように年収が伸び悩み、30代前半になると全職種平均と逆転しています。

 

看護師の年収は「20代のうちは高い」と言えますが、働き盛りである30代以降で比べれば、特別に高いわけではないことがわかります。

 

ただし、女性の職業の中では、やはり年収の高い職業であることは間違いないでしょう。

 

 

 

【職種別】年収ランキング 看護師は32位

さまざまな職業の中で、看護師の年収はどのくらいなのでしょうか。厚労省の調査によると、女性の職業(142職種)の中で看護師は32位でした。昨年の順位をキープした形となりましたが、直近10年で最低の順位であることに変わりありません。

 

2026年版 女性の職種別 平均年収ランキング(1位〜35位)。1位医師1274.5万円、2位歯科医師998.8万円、3位大学教授(高専含む)980.9万円、4位法務従事者899.4万円、5位管理的職業従事者863.0万円、6位その他の経営・金融・保険専門職業従事者851.6万円、7位大学准教授(高専含む)834.6万円、8位航空操縦士799.5万円、9位システムコンサルタント・設計者769.8万円、10位公認会計士・税理士691.0万円、11位小・中学校教員686.0万円、12位獣医師645.2万円、13位大学講師・助教(高専含む)644.2万円、14位研究者641.8万円、15位鉄道運転従事者633.9万円、16位企画事務員625.8万円、17位高等学校教員607.8万円、18位秘書593.0万円、19位金融営業職業従事者582.6万円、20位著述家・記者・編集者574.8万円、21位航空機客室乗務員574.2万円、22位助産師566.7万円、23位機械器具・通信・システム営業従事者(自動車を除く)565.5万円、24位販売類似職業従事者559.6万円、25位保健師553.6万円、26位発電員・変電員553.4万円、27位輸送用機器技術者553.1万円、28位その他の営業職業従事者552.6万円、29位電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く)552.4万円、30位薬剤師539.4万円、31位建築技術者526.1万円、32位看護師521.1万円、33位化学技術者518.7万円、34位その他の情報処理・通信技術者509.3万円、35位ソフトウェア作成者507.6万円。※労働者数100人未満は除く。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

 

ランキング上位の職種には、医師や大学教授、法務従事者(裁判官、弁護士など)、教員など「高給」のイメージが強い職業が並びます。資格免許職の強さがうかがえるランキングの中で看護師は順位を下げており、「看護師は年収が高い」というイメージも変わっていきそうです。

 

前回調査で27位だった保健師は、今回調査では25位(553.6万円、平均年齢42.4歳)と順位を上げました。反対に助産師は、17位から22位(566.7万、平均年齢41.2歳)に順位を落としています。

 

このほか、准看護師は65位(423万円、平均年齢52.7歳)、看護助手は122位(330.5万円、平均年齢50.1歳)となっています。

 

 

【医療・福祉業界】看護師は6位

さらに、医療・福祉業界の職種に絞ってみると、看護師は6位となりました。

 

2026年版 女性の職種別 平均年収ランキング ―医療・福祉―(1位〜20位)。1位医師1274.5万円、2位歯科医師998.8万円、3位助産師566.7万円、4位保健師553.6万円、5位薬剤師539.4万円、6位看護師521.1万円、7位診療放射線技師471.9万円、8位臨床検査技師456.4万円、9位准看護師423.0万円、10位介護支援専門員(ケアマネジャー)422.3万円、11位その他の社会福祉専門職業従事者419.3万円、12位理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士417.3万円、13位歯科技工士415.5万円、14位その他の保健医療従事者398.9万円、15位栄養士398.4万円、16位歯科衛生士396.2万円、17位訪問介護従事者379.4万円、18位介護職員(医療・福祉施設等)371.3万円、19位その他の保健医療サービス職業従事者347.4万円、20位看護助手330.5万円。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

 

 

 

 

 

9.看護師の生涯年収は2億2693万円

最後に、看護師の生涯年収を試算してみました。

 

22歳から65歳の定年を迎えるまで働き続けたとしたら、看護師は一生で2億2693万円を稼ぐことになります。

 

2026年版 看護師と全職種の生涯年収の比較。看護師は2億2693万円、全職種(男女計)は2億3593万円、全職種(女性)は1億9001万円。注釈:22歳から64歳まで働き続けた場合の金額。出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

 

資格職であり、慢性的な人手不足が続く看護師は、「いつでも働き口がある」「一生働ける」という安定感が強み

 

看護師として働き続ければ2億円超の生涯年収が見込め、女性の中ではかなりの高収入と言えます。

 

その一方で、命を預かる責任と負担の大きい仕事でもあり、ハードワークで体を壊さないように注意も必要です。

 

 

10.まとめ

看護師の平均年収は、比較的高い部類ではあるものの、夜勤手当の占める割合が高かったり、給料アップがしにくかったりと、一概に「高収入な職業だ」とは言い切れません。

 

ナースのリアルな給料明細が見られる『ナースなワタシのお給料』でも、こんなコメントが寄せられています。

 

看護師の声の図表、業務は増えるが看護師は減っていく(29歳)、15年の看護経験にのしかかる重圧もう少しお給料がいただければと思います(38歳)、毎日しんどい仕事量に対しこの金額は割に合わない(31歳)

 

看護師は人手不足が続いており、国は診療報酬改定など、看護師ら医療関係者の給与アップを目的とした取り組みを進めてきましたが、看護師全員が待遇改善を実感できているわけではないようです。

 

看護師が魅力的な職業であるように、待遇・労働環境の改善へ期待が高まります。

 

【看護roo!編集部】

 

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【注】

・平均年収等のデータは各年の賃金構造基本統計調査より引用、算出しました。他統計の数値とは必ずしも一致しません。

・平均年収=「きまって支給する現金給与額」×12+「賞与その他特別給与額」。

・月収=「きまって支給する現金給与額」。各種手当を含み、所得税や社会保険料などが控除される前の額面の給与額。

・残業代(時間外手当)=1時間あたりの賃金額(基本給25万円÷1カ月の所定労働時間156時間)× 残業時間4.8~6時間 × 割増賃金率(125%)

・生涯年収=「20~24歳の平均年収」×3+「25~29歳の平均年収」~「60~64歳の平均年収」の総和×5。

・この記事は2026年4月27日に更新しました(前回更新:2025年12月12日/初出:2012年10月14日)。

 

(参考)

賃金構造基本統計調査(厚生労働省)

2025年病院看護実態調査(日本看護協会)

2024年病院看護実態調査(同)

 

 

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