【2021年版】看護師のボーナスはいくら?平均の支給額・手取り額は?

2021年版看護師のボーナスのタイトルイラスト。平均支給額は年額で約86万円

 

看護師のボーナスって、平均いくら?

 

気になる看護師のボーナスについて、平均額や手取り額、年代別の違いなど、最新データをまとめました。

 

データ出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」、日本看護協会「2020年病院看護実態調査

※令和2年賃金構造基本統計調査は「2020年6月分の給与と2019年支給分のボーナス」を調査対象としています。

 

 

1)看護師のボーナス、平均額は?

まずは看護師全体の平均ボーナス額を見てみましょう。

 

看護師のボーナス平均は約86万円

2021年版看護師の平均ボーナス額の図表

 

厚生労働省の調査データによると、看護師全体の平均ボーナス額は85万7500円となっています。

 

ただし、これは夏と冬を合わせた年間の額

 

単純に1/2として計算すると、夏ボーナス・冬ボーナス1回あたりの平均額は約43万円です。

 

日本看護協会の調査などからは、看護師の基本給は30~40代で約25万~30万円になるとみられます

 

これらから考えると、看護師のボーナスは、おおむね1.4~1.7カ月分(年間では計2.8~3.4カ月分)の支給が平均的と言えるでしょう。

 

 

※勤続10年・31~32歳(非管理職)の看護師の基本給は平均24.5万円(2020年病院看護実態調査)。1年で4000円前後、昇給するものと想定。

 

 

 

看護師のボーナスの手取り額は?

看護師のボーナス手取り額はいくら?イメージイラスト

ボーナスは、毎月の給料と同じように所得税や社会保険料が引かれます(ただし住民税は非課税です)。

 

これらを引いた手取り額は、支給額のおよそ8割となるのが一般的です。

 

看護師の平均ボーナス額(年間86万円)で計算した場合、手取り額は69万円前後(夏冬1回あたりでは34万円前後)となります。

 

 

看護師のボーナスは高い?低い?

「看護師はボーナスをたくさんもらっている」というイメージを持たれがちですが、本当にそうなのでしょうか?

 

そこで、看護師と全職種の平均ボーナス額を比べてみました。

 

看護師と全職種の平均ボーナス額の比較表。看護師は85.8万円、全職種平均は90.6万円。女性同士での比較は看護師85.6万円、全職種62.8万円

 

このデータからわかるように、看護師のボーナス額は、全職種の平均(90.6万円)を下回り、特別高いわけではありません

 

ただし、女性の平均ボーナス額(62.8万円)からみると23万円ほど上回っており、看護師は「女性の職業の中ではボーナスが高い」と言えるでしょう。

 

 

2)【年代別】看護師の平均ボーナス額

年齢が上がるにつれて、看護師のボーナスはどのくらいアップするのでしょうか?

 

年代別の平均ボーナス額をまとめてみました。

 

年代別看護師の平均ボーナス表。20~24歳49.7万円、25~29歳75.1万円、30~34歳78.3万円、35~39歳81.8万円、40~44歳91.4万円、45~49歳100.9万円、50~54歳102.9万円、55~59歳107.4万円、60~64歳79.0万円

 

ボーナスの少ない1年目が含まれる20代前半は低めの額ですが、徐々にアップし、40代後半~50代には年間約100万円となっています。

 

 

新人ナース(1年目)のボーナス額は?

新人ナースの場合、入職したばかりの夏のボーナスは5万~10万円ほどが一般的な支給額でしょう。

 

ボーナスとは基本的に「一定期間の実績に対する評価(査定)」として支給されるもの。そのため、ほぼ実績のない新人ナースの夏のボーナスは寸志程度で、残念ながらあまり期待できません。

 

一方、1年目でも冬のボーナスからは満額支給になることが多いでしょう。

 

新人ナースの基本給は平均20万円前後です。仮に1.5カ月分とした場合、1年目ナースの冬のボーナスはおよそ30万円(手取りで約24万円前後)が見込まれます。

 

 

 

3)准看護師の平均ボーナス額は約67万円

厚労省の調査データによると、准看護師のボーナスは、平均で年間67万4100円(平均年齢50.1歳)でした。

 

准看護師の月額給与は平均で約27万円となっており、ここから各種手当を引いた基本給は、およそ20万~25万円前後と考えられます。

 

※月額給与=基本給 + 毎月固定の手当(職務手当や通勤手当など)。時間外手当や夜勤手当は含まない。

 

これらから単純に計算すると、准看護師のボーナスも看護師とほぼ同じく、約1.3~1.7カ月分(年間で約2.7~3.3カ月分)が平均的な支給額と言えます。

 

 

4)看護師のボーナスが高い都道府県は?

看護師のボーナス額には、給料と同じく、多少の地域差があります。

 

ボーナスの平均額が高い都道府県は、次の通りでした。

 

看護師のボーナス平均額トップ5

都道府県 看護師のボーナス額
石川 112.4万円
岐阜 111.8万円
広島 105.1万円
青森 103.6万円
福井 102.9万円

出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」

 

 

都道府県ごとのボーナスの平均額は、調査年によって違いも大きいものの、

 

「平均年収では上位にランクインする東京や神奈川が、ボーナス額は全国平均よりも低い」

「九州・沖縄地方のボーナス額は低め」

 

といった傾向がみられます。

 

 

 

5)まとめ

今回は、厚労省による2020年調査のデータなどをもとに、看護師のボーナスについてまとめました。

 

ただし、2020年は新型コロナの影響で、看護師をはじめスタッフのボーナスが減額された医療機関があったことも指摘されています。

 

ここでは、あくまで看護師全体の平均について取り上げていますが、新型コロナの影響が大きかった地域・医療機関によっては、こうした数字には現れない厳しい実情があるとみられます。

 

【看護roo!編集部】

 

【注】

・平均ボーナス額は令和2年賃金構造基本統計調査より算出、引用しました。他統計の数値とは必ずしも一致しません。

 

・この記事は2021年6月17日、最新データに基づき更新しました(初出:2020年8月20日)。

 

 

(参考)

賃金構造基本統計調査(厚生労働省)

2020年病院看護実態調査(日本看護協会)

 

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