2018/05/16 のクイズ
- 1. 耳鼻科外来へ案内し、診察の順番を待ってもらった。
- 2. 緊急処置ができる部屋へAさんを移動させ、ただちに救急医に報告して、診察を促した。
- 3. 開口してもらい、舌圧子を使用し咽頭部を確認し、発赤の有無を確認した。
- 4. 年齢に合った気管挿管チューブを準備し、急変に備えた。
挑戦者4669人 正解率65%
急性喉頭蓋炎は、細菌感染による喉頭蓋の化膿性炎症や呼吸困難を伴い、急激に進行します。そして腫脹により気道を閉塞してしまうため、緊急的な処置が必要な病態です。Aさんは、唾液も飲み込むことができないほどの痛みと嚥下困難があり、また、気道狭窄を示すストライダーも聴取されています。つまり、緊急的な処置が必要な状態です。このような場合は、救急医や耳鼻科医師に依頼し、早急に対応することが必要です。
- 1. 耳鼻科外来へ案内し、診察の順番を待ってもらった。
-
不正解
上の解説にある通り、Aさんの状態は緊急的な処置が必要な状態です。このような状態で診察の順番を待っている間に、気道閉塞する可能性も十分考えられます。救急医や耳鼻科医師に依頼し、早急に対応することが必要です。
- 2. 緊急処置ができる部屋へAさんを移動させ、ただちに救急医に報告して、診察を促した。
-
正解
上の解説の通り、Aさんは緊急処置が必要な状態です。すぐに救急医や耳鼻科医師に依頼し、早急に対応することが必要です。
- 3. 開口してもらい、舌圧子を使用し咽頭部を確認し、発赤の有無を確認した。
-
不正解
舌圧子の使用は、窒息を誘発するため禁忌とされています。
- 4. 年齢に合った気管挿管チューブを準備し、急変に備えた。
-
不正解
呼吸状態悪化時には、通常のサイズより1~2程度、サイズの小さい気管挿管チューブを選択して気管挿管が行われます。また、呼吸苦のため仰臥位になれない場合もあります。無理に仰臥位にすることで窒息のリスクが増すため、坐位、半坐位で観察や診療の介助を行います。気管挿管が困難な場合もあり、その場合は輪状甲状靭帯切開が行われ、早急にステロイドと抗生剤の投与が開始されます。
引用参考文献など
1)堀進悟編.相川直樹監.各科救急の初期治療.救急レジデントマニュアル.第4版.医学書院,2011,371-372.
2)徳田安春.看護師のための臨床推論覚書.看護技術.59(7),2013,87~91.
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