悪心・嘔吐に関するQ&A
術後の循環動態の管理は、手術によってダメージを受けた心臓の機能が戻り、きちんと機能するまで低心拍出量症候群(LOS)を起こさないように管理することが重要です。
心臓手術は既往歴やもともとの心機能だけでなく、術式、麻酔方法、人工心肺使用の有無などの多くの要因が複雑に絡み合い、さまざまな合併症が出現します。そのため、患者さんのそばにいる看護師が合併症に関する知識をもち、術前情報を含めて合併症が出現するリスクを理解し、予防することが重要です。
心臓手術は、「人工心肺」「心停止」という、非生理的で侵襲の高い特有の手術であることを十分に理解して、看護に当たる必要があります。
体外式膜型人工肺(V-V ECMO)は、PCPSと同様の装置を用いた治療です。重症呼吸不全に対して、肺保護を目標として使用します。
PCPSは流量補助で心拍出量の50~70%を補助でき、心筋の仕事量軽減と全身への血流維持ができます。IABPを併用すると、後負荷の軽減と脈圧が出せます。
経皮的心肺補助装置(PCPS)は、遠心ポンプと膜型人工肺を閉鎖式回路で構成する人工心肺装置により、大腿動静脈経路で心肺補助を行うものと定義されます。「V-A ECMO」ともいいます。