2018/10/20 のクイズ
あなたはD病院の感染管理看護師です。皮膚科の師長から、「一昨日(11/22)入院した患者Aさんが麻疹と判明しました。一昨日(11/22)、昨日(11/23)と2日間、新人看護師のNが担当していました。現在Nの麻疹抗体価は陰性で、過去の麻疹ワクチン接種歴が不明のため、明後日(11/26)にワクチン接種を実施する予定でした」との連絡が来ました。この後の対応として正しいのは以下のうちどれでしょうか?
- 1. 新人看護師Nの就業制限は、曝露後5~21日までとする。
- 2. 新人看護師Nは、Aさんとの接触後48時間が経過しており、本日すぐにワクチン接種をしても、発症予防は期待できない。
- 3. 麻疹は解熱後1日を経過すれば、抗体のない別の新人看護師をAさんの担当にしてもよい。
- 4. 新人看護師Nが就業制限中に麻疹の発症を疑う症状が出た場合には、すぐに皮膚科の病棟に来るように説明する。
挑戦者3253人 正解率28%
- 1. 新人看護師Nの就業制限は、曝露後5~21日までとする。
-
正解
麻疹の潜伏期間が10~12日間のため、潜伏期間を勘案し、暴露後5~21日までは就業制限を実施する必要があります1)。
- 2. 新人看護師Nは、Aさんとの接触後48時間が経過しており、本日すぐにワクチン接種をしても、発症予防は期待できない。
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不正解
麻疹患者さんとの接触後、72時間以内に麻疹ワクチンを接種すれば、ワクチンの効果があるとされています1)。
- 3. 麻疹は解熱後1日を経過すれば、抗体のない別の新人看護師をAさんの担当にしてもよい。
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不正解
麻疹の感染可能期間は、発症前1日~解熱後3日を経過するまでとされています1)。そのため、解熱後1日では、抗体のない看護師を担当させてはいけません。解熱後3日が経過していれば感染はしないと考えられるので、抗体がなくても担当することは可能です。
- 4. 新人看護師Nが就業制限中に麻疹の発症を疑う症状が出た場合には、すぐに皮膚科の病棟に来るように説明する。
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不正解
麻疹は空気感染であり、発症が疑わしい状態で病棟に来ることは望ましくありません。
引用参考文献など
1)国立感染症研究所 感染症疫学センター.医療機関での麻疹対応ガイドライン(第7版).(2018年8月閲覧)
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