2018/06/23 のクイズ
- 1. 末梢からの静脈路が確保できない場合は、医師に中心静脈路の確保を依頼する。
- 2. アドレナリンは 1 回0.5mgを静脈内投与し、3~5分間隔で追加投与する。
- 3. 心肺蘇生中の気管チューブの位置確認には、呼気CO2モニターは必要がない。
- 4. 気管挿管後は、胸骨圧迫と人工呼吸は非同期とし、連続した胸骨圧迫を行う。
挑戦者4470人 正解率33%
- 1. 末梢からの静脈路が確保できない場合は、医師に中心静脈路の確保を依頼する。
-
不正解
心肺蘇生法(cardiopulmonary resuscitation;CPR)を継続しながら、速やかに薬剤や輸液を投与するためには、末梢の太い静脈路を確保します。選択肢1のように末梢からの静脈路が確保できない場合や静脈路確保に時間を要する場合は、中心静脈路ではなく骨髄路の確保を医師に依頼します。そのため、この選択肢は誤りとなります。 骨髄路の穿刺部位は、脛骨内側が選択されることが多く、直接、骨髄に専用の針を留置するため感染症には注意が必要であり、代替の静脈路が確保された場合には速やかに抜去します。
- 2. アドレナリンは 1 回0.5mgを静脈内投与し、3~5分間隔で追加投与する。
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不正解
通常、アドレナリンは1 回1mgを静脈内投与し、3~5分間隔で追加投与します。ショック非適応リズムの心停止では、アドレナリンを投与する場合は、できるだけ速やかに投与します。この選択肢ではアドレナリンの投与量が不足しているため誤りとなります。
- 3. 心肺蘇生中の気管チューブの位置確認には、呼気CO2モニターは必要がない。
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不正解
心肺蘇生法(cardiopulmonary resuscitation;CPR)中に限らず、気管チューブの位置確認(食道挿管でないかどうか)は、正確性の観点から、身体所見に加えて、可能であれば波形表示のある呼気CO2モニターを用います。波形表示のある呼気CO2モニターが使用できない場合には、身体所見に加えて、波形表示のない CO2モニターや比色式CO2検出器、食道挿管検出器、あるいは気管超音波検査で代用します。そのため、この選択肢は誤りとなります。
- 4. 気管挿管後は、胸骨圧迫と人工呼吸は非同期とし、連続した胸骨圧迫を行う。
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正解
気管挿管後は、胸骨圧迫と人工呼吸は非同期とし、連続した胸骨圧迫を行います。胸骨圧迫は1分間に少なくとも100回のテンポで行い、人工呼吸は1分間に約10回(6秒に1回)として過換気を避けます。
引用参考文献など
1)日本蘇生評議会.JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版‐第2章 成人の二次救命処置.(ALS)(2018年4月閲覧).
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