2017/10/11 のクイズ
うっ血性心不全で入院中の66歳の女性。利尿薬は投与中でしたが、心不全症状の増強があり、NPPV(非侵襲的人工呼吸器)の装着となりました。血圧180/90mmHg、心拍数110回/min、呼吸数30回/min、SpO2 98%、全身の浮腫は著明です。医師からミリスロール®(ニトログリセリン)投与の指示がありました。投与後最初に期待される効果として考えられるのは次のどれでしょうか?
- 1. 心収縮力増強
- 2. 心拍数の低下
- 3. 後負荷の軽減
- 4. 心拍数の増加
挑戦者3977人 正解率41%
心臓は正常なポンプ機能を維持するために血液の「流入」と「流出」を調整します。この患者さんのように、心不全の状態では、大動脈に送り出す力が弱くなり、血液が左心室に残るようになります(左室拡大)。つまり、左心室の前の左房にも負荷がかかり、血液が肺にたまります(肺うっ血)。よって右心不全の状態も起きると静脈系のうっ滞や浮腫を引き起こします。その状態を避けるためには、動脈を拡張させて大動脈弁から血液が拍出しやすい状況をつくり出し、後負荷を軽減させる必要があります。ニトログリセリンは、血管拡張薬のため、動脈が拡張します。また、それにより血圧も下がることから、大動脈弁から血液が出ていきやすくなります。つまり、ニトログリセリン投与に期待される効果は、後負荷の軽減です。
- 1. 心収縮力増強
- 不正解
- 2. 心拍数の低下
- 不正解
- 3. 後負荷の軽減
- 正解
- 4. 心拍数の増加
- 不正解
引用参考文献など
1)大八木秀和.循環器薬指示変更のなぜ.エキスパートナース.29(15), 2013.41-43.
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◆呼吸器の問題◆気胸について正しいものはどれでしょうか?
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- 喫煙は気胸のリスクを高める
- 原発性気胸の再発率は10%程度である
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