2017/09/30 のクイズ
- 1. JCS-10、MMT(上肢/下肢):右2/2、左2/2
- 2. RASS:-2、CPOT:1
- 3. RASS:-3、CPOT:2
- 4. GCS:E3 VT M5、MMT(上肢/下肢):右2/2、左2/2
挑戦者2963人 正解率18%
- 1. JCS-10、MMT(上肢/下肢):右2/2、左2/2
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不正解
JCSはJapan Coma Scale(ジャパン・コーマ・スケール)の略で、日本で普及している意識障害の評価方法(表1)です。鎮静薬が使用された条件下ですので、JCSによる意識障害の評価より、RASSによる鎮静深度の評価が適切です。また、MMTはManual Muscle Testの略で、筋力の低下を徒手的に評価する徒手筋力テスト(表2)です。鎮静下での動きですし、正確な評価はできません。いずれも鎮痛・鎮静の評価スケールではないため、不適切です。
- 2. RASS:-2、CPOT:1
-
不正解
RASSはRichmond Agitation-Sedation Scaleの略で、不穏と鎮静を評価するスケールです(表3)。また、CPOTはCritical-Care Pain Observation Toolの略で、クリティカルケア領域の客観的な疼痛観察ツール(表4)の一つとなります。リハビリテーションを実施するときには、鎮痛・鎮静の評価が欠かせません。使用する評価ツールは合っていますが、この患者さんは「開眼をするがアイコンタクトが取れない」ので、RASS「-2」ではなく、「−3」です。またCPOTでは、顔をしかめている(しかめ顔)ことと、ゆっくりと慎重な動きであることで、それぞれ1点加点され、「2」と評価されますので、誤りとなります。
- 3. RASS:-3、CPOT:2
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正解
「開眼をするがアイコンタクトが取れない」という評価からRASS「-3」と判断できます(表3)。また、CPOTでは、しかめ顔とゆっくりとした動きということで「2」と捉えることができます(表4)。よって、この選択肢が正解です。
- 4. GCS:E3 VT M5、MMT(上肢/下肢):右2/2、左2/2
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不正解
GCSはGlasgow Coma Scale(グラスゴー・コーマ・スケール)の略で、国際的に使用されている意識障害の評価方法(表5)です。鎮静薬が使用された条件下ですので、GCSによる意識障害の評価より、RASSによる鎮静深度の評価が適切であると考えます。
引用参考文献など
1)日本集中治療医学会J-PADガイドライン作成委員会.日本版・集中治療室における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン.日集中医誌. 21.2014,539-579.
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