看護用語辞典 ナースpedia キーワード:尿道カテーテル

尿道カテーテルとは・・・

最終更新日 2018/09/25

尿道カテーテル(にょうどうかてーてる、urethral catheter)とは、尿道からカテーテルを挿入し、生成された尿を体外に排泄する役割を果たすものである。
ネラトンカテーテルなどのように導尿目的に使われるものと、フォーリーカテーテルのように留置目的に使われるものがある。

【適応患者】
尿道から逆行的に膀胱までカテーテルを挿入する侵襲的な行為であるため、その適応は限られたものである。しかし、臨床的には、自力での導尿が困難な患者や夜間の頻尿で睡眠が障害される場合など、相対的適応として(患者さんの状態に応じて)使用されている。

【使用方法】
カテーテルのサイズは14~16Fr(4.7mm~5.3mm)で、通常外界との交通が少ない2-way型のカテーテルを使用する。種類としては、ネラトンカテーテルなどのように導尿目的に使われるものと、フォーリーカテーテルのように留置目的に使われるものがある。

【注意点】
カテーテルを継続的に留置する場合、2週間に1回カテーテルを交換する必要があり、2週間で細菌尿は必発する。細菌尿がみられ、熱発などから尿路感染が疑わしい場合は、カテーテルを入れ替えて培養検査をした上で治療を開始する。その他、医原性の尿路感染症を起こさない配慮として、尿の逆流を防ぐために蓄尿バックを膀胱より高い位置にしないことや、挿入時には無菌操作で行うことが必要となる。

【合併症】
■カテーテル関連尿路感染症
膀胱炎や尿道炎など比較的軽症のものから、前立腺炎や精巣上体炎や上部尿路感染症まで、長期留置するにしたがって発生する可能性が高くなる。
尿道皮膚瘻
男性の場合、カテーテル留置に伴う尿道炎により、陰茎の腹側や陰嚢に瘻孔ができてしまうことがあるため、カテーテルは下腹部に固定するようにしなければならない。

本ページの内容・監修について
このエントリーをはてなブックマークに追加

ナースpediaのTOPへ戻る

関連記事

いちおし記事

思い残し|マンガ・ぴんとこなーす【253】

看護師として働く中で、ナスさんが思うこと。 [ 記事を読む ]

「水泡音」ってどんな音?

肺炎患者さんの聴診音「水泡音」を実際に聞いて確認! [ 記事を読む ]

人気トピック

看護師みんなのアンケート

他の病院事情、一番知りたいことは?

投票数:
1419
実施期間:
2019年10月01日 2019年10月22日

「タピオカの次に流行ってほしい」って思うもの、ある?

投票数:
1295
実施期間:
2019年10月04日 2019年10月25日

参考書や解説書で見かけるけど、実はよくわかってない用語ってある?

投票数:
1175
実施期間:
2019年10月08日 2019年10月29日

「患者さんを怒らせてしまった言葉」ってある?

投票数:
1076
実施期間:
2019年10月11日 2019年11月01日

丸めたティッシュの中から意外なモノを見つけた経験ある?

投票数:
921
実施期間:
2019年10月15日 2019年11月05日

「私、失敗しないので」って言える得意な看護技術ある?

投票数:
711
実施期間:
2019年10月18日 2019年11月08日
もっと見る

今日の看護クイズ 挑戦者6057

◆高齢者の問題◆廃用症候群の予防的介入として、適切なものはどれでしょうか?

  • 1.お茶碗につがれたご飯が自力で食べにくい場合はおにぎりにするなど、患者さんに合わせた工夫をする。
  • 2.身体の安静のためにできるだけ長く尿道留置カテーテルを挿入しておく。
  • 3.患者さんから「なんとなく食欲がない」という訴えがあっても、一時的なものなので特別な対応はしない。
  • 4.患者さんから「動きたくない」と訴えがあれば、なるべくリハビリは行わないようにする。
今日のクイズに挑戦!