看護用語辞典 ナースpedia キーワード:腰痛

腰痛とは・・・

最終更新日 2018/02/01

腰痛(ようつう、lumbago、low back pain)とは、炎症や外傷などにより腰に痛みを生じている病態のことである。

【原因】
骨折や打撲、感染症や椎間板などに生じる変性による炎症、がん、時には心的ストレスなどが原因となる。原因の特定できる腰痛は15%程度と言われており、残りは原因がはっきりしないもの(非特異的腰痛)である(厚生労働省「腰痛対策」より)。

【危険な腰痛のサイン:レッドフラッグ】
腰痛の中には椎体の感染やがんなど、見逃すと重大な疾患が背景にある場合がある。レッドフラッグと呼ばれる兆候があれば、前述のような見逃しをしてはいけない疾患が隠れているかもしれないため、精査をする必要がある。『腰痛診療ガイドライン(2012)』に記されているレッドフラッグの一部を挙げておく。
・発症年齢 20歳以上または55歳以下
・時間や活動性に関係のない腰痛
・発熱
・担がん患者、ステロイド使用者、HIV感染の既往
体重減少など

【治療】
鎮痛薬としてアセトアミノフェンや非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)がよく使われる。それでも疼痛コントロールがつかない場合は弱オピオイドが使われる。また、椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などでは手術が選択されることもある。
安静加療は腰を支える筋力の低下を招く恐れがあり、必ずしも良い治療とは言えない。痛みがある中でも適度な運動やストレッチを行う方が良い。

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