看護用語辞典 ナースpedia キーワード:ストレス

ストレスとは・・・

最終更新日 2018/03/06

ストレス(すとれす、stress)とは外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことである。

ストレスの原因はストレッサーと呼ばれ、環境要因(天候や騒音など)、身体的要因(睡眠不足、病気など)、社会的要因(人間関係、仕事など)が挙げられる。

ストレッサーが作用すると、生体は刺激の種類に応じた「特異的反応」と刺激の種類にかかわらず発生するさまざまな「非特異的生体反応(ストレス反応)」を引き起こす。後者のストレス反応とはホメオスタシス(恒常性)によって一定に保たれている生体のバランスが崩れた状態(ストレス状態)から回復するときに生じる反応をいう。

ストレスには生体的に有益である「快ストレス」と不利益である「不快ストレス」の2種類がある。適切量のストレスは適応性を維持するために必要であるが、過剰なストレスによってバランスが失われてしまうと身体や心に摩耗(アロスタティック負荷)が生じる。特にストレスが慢性化してくると深刻な健康リスクをもたらし、記憶欠如、空間認識能力の低下、食欲低下を引き起こす。

そのため、ストレス対処(ストレスマネージメント)といったストレッサーを処理するように意図的に行動することが大切である。例として3R(Rest:休憩、Relaxation:リラクゼーション、Recreation:レクリエーション)や自律訓練法、認知療法、心理療法が挙げられる。

執筆

神谷侑画

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター副医長

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