看護用語辞典 ナースpedia キーワード:エストロゲン

エストロゲンとは・・・

最終更新日 2018/01/18

エストロゲン(えすとろげん、estrogen)は、プロゲステロンとともに、いわゆる女性ホルモンと総称される。

エストロゲンは卵胞の発育とともに分泌されるため、卵胞ホルモンとも呼ばれる。

【作用】
生理的な役割として、エストロゲンは乳腺や子宮に作用するが、子宮に対する作用が特に重要である。

エストロゲンは、排卵前の子宮内膜の増殖期に分泌量が増加し、受精卵が子宮に着床する準備を促す。具体的には、らせん動脈を増生させ、子宮内膜機能層の増殖・肥厚を促す。

また、女性生殖器以外への作用も重要であり、LDLコレステロールの低下や骨量の維持にも関与している。そのため、閉経してエストロゲンの分泌が低下すると、脂質異常症骨粗鬆症のリスクが増加する。

【エストロゲンによる治療】
低用量ピルに代表される経口避妊薬は、エストロゲンとプロゲステロンの合剤で、排卵抑制などによる避妊効果や、月経困難症・子宮内膜症の症状緩和薬として使用されている。また、更年期障害の治療としてホルモン補充療法にもエストロゲンは使用されている。
なお、排卵障害の治療であるクロミフェン療法で使用されているは、エストロゲンに類似したクロミフェンである。

執筆

小川顕太

亀田総合病院 集中治療科フェロー

本ページの内容・監修について
このエントリーをはてなブックマークに追加

ナースpediaのTOPへ戻る

関連記事

いちおし記事

点滴の留置針交換でモヤモヤ|看護師かげと白石の今週のモヤッと(8)

タイミングの違いに関する3年目ナースのお悩み。あなたの職場ではどんなルールがある? [ 記事を読む ]

認知症の患者さん「攻撃性がある」と感じたら?

事例をもとに対応のポイントを解説! [ 記事を読む ]

人気トピック

もっと見る

看護師みんなのアンケート

日常生活でうっかりつかってしまう専門用語ある?

投票数:
1355
実施期間:
2019年10月29日 2019年11月19日

人に言いたくなるキラキラ休日の過ごし方は?

投票数:
1255
実施期間:
2019年11月01日 2019年11月22日

尊敬する先輩ナースのエピソードある?

投票数:
1107
実施期間:
2019年11月05日 2019年11月26日

生まれ変わったら何になりたい?

投票数:
1077
実施期間:
2019年11月08日 2019年11月29日

看護師が選ぶ!キャラクター大賞!2019

投票数:
928
実施期間:
2019年11月12日 2019年12月03日

実は勘違いしていた医療用語ある?

投票数:
725
実施期間:
2019年11月15日 2019年12月06日
もっと見る

今日の看護クイズ 挑戦者1139

◆呼吸器の問題◆緊張性気胸には表れにくい身体所見はどれでしょうか?

  • 1.気管偏位
  • 2.奇異呼吸
  • 3.頸静脈怒張
  • 4.皮下気腫
今日のクイズに挑戦!