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2017年10月13日

副腎髄質から分泌されるホルモンは何?

解剖生理Q&A

『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
今回は「アドレナリンとノルアドレナリン」に関するQ&Aです。

山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長

 

副腎髄質から分泌されるホルモンは何?

副腎髄質は副腎の中央部にあり、交感神経の支配を受けています。従って、交感神経が優位になると、アドレナリン(エピネフリン)とノルアドレナリンというホルモンを分泌します。

アドレナリンとノルアドレナリン(ノルエピネフリン)は、ともに化学式にカテコール核とアミノ基を持っているため、カテコールアミンといいます。 

アドレナリンとノルアドレナリンは、ほかのホルモンと異なる特徴を持っています(図1)。

図1アドレナリンとノルアドレナリンの作用

アドレナリンとノルアドレナリンの作用

 

それは、外部環境の急激な変化や生命を脅かすようなストレスなどを感じると、交感神経が活発になり、その刺激を受けるとすぐにホルモンが分泌されるという点です。これによって臓器の運動を調節します。

すなわち、心拍出量血圧を上昇させる、消化器系の運動を抑制する、四肢の震えを起こすなど、生体を興奮状態にします。 

それでは、アドレナリンとノルアドレナリンにはどんな違いがあるのでしょう。ともに生体を興奮状態にするという作用は類似していますが、微妙に働きの異なる点があります。

アドレナリンは心臓の収縮力を強めて心拍数を上げ、血糖値を上げるなど、代謝亢進させる方向に働きます。一方でノルアドレナリンは、末梢血管を収縮させて血圧を上昇させるように働きます(図1を参照)。

 

⇒〔解剖生理Q&A一覧〕を見る


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版

参考文献

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