非ナースがナースに「気をつかってる」ことって何?一般人のホンネを聞いてみた

看護師だからこそなかなかに入りにくい「患者さんのホンネ」を、看護roo!編集部が代わりに聞いてみました。

・・医療現場や看護師のこと、ぶっちゃけどう思います?

 

「看護師と一緒のとき、実は気を付けてること」のエピソードを聞いてみた!

看護師同士で接するときにはスルーするようなことでも、看護師でない方にとってはびっくりする瞬間も多いよう。実は接するときに気を使っていることもあるみたいです。看護師の耳にはほとんど入ることのない実情、聞いてきました。

 

非ナースがナースに「気をつかってる」ことって何?一般人のホンネを聞いてみた

 

●楽しいキャンパスライフを封印・・・(25歳女・会社員)

文系の大学だった私は、3年にもなると講義もほとんどなくなり遊び放題。対照的に看護学生のE美は、実習や国家試験の勉強を死にもの狂いでやっていました。もちろん遊びになんて誘えません。だけど、最近あった自分の楽しい話すら「ふーん」といった感じなので、たまに会った時の会話には、細心の注意を払っていました。

 

 

●埋まることのない収入格差の溝・・・(27歳女・派遣社員)

初任給の手取りが17万円でアパート暮らしだったその昔。すでに24万円の手取りで実家通いだった看護師の友人とは金銭感覚が全くずれていました!

当時の私にランチで1,400円は厳しい!飲みに行こうと誘われた時には、一人暮らしを生かした宅飲みを提案し、旅行なんてとんでもない! 今は食事くらいなら合わせられるようになったけど、先日もブランドもののバッグを買っている彼女をただただ横で見ていた私。なかなか溝は埋まりそうにない。

 

 

●看護師のライバルだけは作らぬよう・・・(33歳女・書店員)

従妹の彼の浮気相手が何と看護師だった!自分もバリバリ働いている従妹は、浮気を知った後も、転勤の多い彼の赴任先についていくわけにもいかず……。やむなく数年間の遠距離恋愛に。

信じていたのに蓋を開けてみると、数か月ごとに異動となる彼の全ての赴任先に、看護師の浮気相手がついて行っていたことが判明。どこへ行っても職があるというのは強い!〝敵には回しなくない職業だなあ。気をつけよう〟と常思いました。

 

 

● 軽口のつもり、だけど看護師には・・・(34歳女・主婦)

看護師の友達とゲラゲラ笑ってふざけていた時、私がはずみで「あの子絶対やばい!本気でボケ入ってるんじゃない?」と言ったとき。それまで一緒に笑っていた彼女の顔が急に曇った。びっくりして聞いてみると、「実際にそういう病気で苦しんでいる患者さんや家族をたくさん見てきたから笑えない」と真剣な顔で言われました。

色々な立場の人がいること。それを、日常的に見てきた彼女の重い一言に、自分の軽率さが浮き彫りになって心から反省。彼女の前だけでなくいつも気をつけよう!と学ぶきっかけとなりました。

 

 

●連休をとりにくい新人看護師時代 ・・・(30歳女・公務員)

高校の同級生7、8人でいつも遊んでいます。多くが土日休みのため、泊りの旅行企画は必ず週末で設定。でも、仲間で唯一の新人看護師A子にとっては、土日の両方を休みにするのはかなりハードルが高いらしく……。

いつも、「中堅になったら行く!」と涙を飲んでいたんだけど。三十路を過ぎた頃から急に参加率が上昇!

そんなに休んで大丈夫?とこっちが聞きたくなるほど、充実した休日を満喫しています。誘いにくくなっていただけに本当に良かった!

 

 

●嫁の辛さを必死で把握する・・・(44歳男・IT企業)

妻が看護師です。今って看護師さんもいろいろなキャリアプランがあって、勉強も仕事もとても大変そうですよね。

私も仕事が無いときには家事を積極的に手伝うようにしています。特に診療報酬が改定される前後は、いろいろなゴタゴタでストレスが溜まることを十数年の結婚生活から学んでいるので、いつも以上にせっせと手伝うように。職場でぶつけられない怒りは、必ずこっちに飛んでくるので予防策です(笑)。

 

 

● 「わかるよ」とは言わないように・・・(30歳男・介護士)

私は介護福祉士なのですが、先日、たまたま看護師の女友達と飲んでいた時のこと。

何かの拍子に「仕事がしんどい」と愚痴られたので、話をきいてあげていました。私も職業柄人の死に触れることが多かったこともあり、何の気なしに「わかるよ~」と同調したんですね。

すると急に「いや、看護師じゃないとわかんないから」と強めに言われてびっくり!看護師に異業種が「わかるよ」というのは厳禁!?なんか凹みました~。

 


●ノリで生死を語ってはいけません・・・(33歳女・パート)

喘息吸入器を使ってるのにタバコが止められないという、意志の弱いT男。飲み会でお酒を飲むと息が苦しくなるらしく、酒・タバコ・吸入器を交互に使っているものだから、見ているこっちまでちょっと不愉快だった。周りがたしなめても「いいんだ!俺、早死にするんだから」と意に介す様子もなく……。

すると、看護師のA子が「自分一人で生きてきたとでも思ってんの?生きたくても死んじゃう人だっていっぱいいるんだよ!」と本気で怒った。みんな心の中では拍手喝采。他の誰でも言えないこと。看護師のA子の言葉だから、凄みがあったんだと思う。

 

 

● 賞賛ポイント、わからず減点?・・・(29歳女・会社員)

本当にそんなことあるの?って感じですが、5年くらい前に、看護師の同級生E奈が院内のエレベーターで、他の科の医師にナンパされたのをきっかけに結婚しました。

数年後、すごく大きな婚約指輪をつけたE奈が結婚発表?のような飲み会の場で、夫の職業を「医者なの」ではなく、「外科医なの」と言っていました。

最初はハテナ?なぜ外科医でどや顔なのだ?とイマイチよくわからなかったけど、別の子が「外科なんてすごい!」と言っているのを聞いて、何となく理解。

そういうディテール、こっちにはよくわかりませんって。

 

 

●看護師の娘と大喧嘩・・・(68歳女・無職)

看護師の娘と大ゲンカをしたときのこと、私がはずみで「あんたみたいな看護師に面倒みてもらう患者さんが気の毒だよ!」と言ってしまったんですね。いつも気が強くて倍は言い返してくる娘なので、てっきり怒鳴られるかと思ったら……。

その時ものすごく傷ついた顔をして黙ったんです。

あれ?っと思ったんですが、「お母さんにはわかんないよ」と言い残してその場を立ち去って行きました。

後から考えると、どんなに興奮しても、人の職業観に触れるようなことは言うべきではなかったように思うんですね。申し訳ないことをしたと思っています。

 


いかがでしたか?看護師だけが特別なわけではありませんが、意外とエピソードは出てくるものですね。中には、思い起こせばそんなことも……というものがあったかも?特殊なものも多いので、「へえ!」程度に読んでいただければ幸いです。

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