2019/09/08 のクイズ
- 1. 酸素ボンベの残量は、栄養指導が終わるまで十分にあるので心配ないと伝えた。
- 2. その酸素ボンベのままでよいが、栄養指導の終了時間に気を付けておくように指導した。
- 3. そのボンベでは指導から帰室するまでに酸素が不足するため、新しいものと交換してから行くように指導した。
- 4. 酸素ボンベの消費を防ぐように、患者さんには車いすではなく、ストレッチャーで移動するように指導した。
挑戦者5906人 正解率43%
まず、ボンベの容積と圧力計の示す値から、ボンベ内の酸素残量を以下のように計算することができます。
ボンベ内酸素残量(L)=500L×5MPa÷14.7MPa≒170(L)
さらに、このボンベ内の酸素残量は170Lということから、3L/分で使用した場合の使用可能時間(分)は以下のように計算できます。
使用可能時間=170L(ボンベ内酸素残量)÷3L/分(使用流量)≒56.7(分)
以上から、この酸素ボンベの使用可能時間は約56分であることがわかります。
移動時間を含めて栄養指導は30分程度とのことなので、予定通りに栄養指導が行われれば、十分に酸素ボンベの容量は足りると思われます。しかし、栄養指導のように、患者さんの理解度も確認しながら行うものは、時間はあくまで目安です。そのため、確実に30分で終わると判断するよりは、酸素ボンベの容量などを考慮しながら、終了時間を気に掛けておく必要があります。
毎回酸素ボンベを新しくするのは効率が悪く、また時間もかかることから、明らかに酸素ボンベ内の残りが少なかったりギリギリだったりなどの場合でなければ、毎回新しいものに交換する必要はありません。なお、ADLが車いす可能な患者さんの状態であるにもかかわらず、ストレッチャーなどを使用するのは、患者さんの日常生活動作を制限することになります。そのため、この問題の正解は選択肢2です。
- 1. 酸素ボンベの残量は、栄養指導が終わるまで十分にあるので心配ないと伝えた。
- 不正解
- 2. その酸素ボンベのままでよいが、栄養指導の終了時間に気を付けておくように指導した。
- 正解
- 3. そのボンベでは指導から帰室するまでに酸素が不足するため、新しいものと交換してから行くように指導した。
- 不正解
- 4. 酸素ボンベの消費を防ぐように、患者さんには車いすではなく、ストレッチャーで移動するように指導した。
- 不正解
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