2018/12/24 のクイズ
- 1. 下肢の疼痛としびれ、間欠性跛行が特徴的な症状である。
- 2. 下肢伸展挙上テスト(SLRT)でふくらはぎやすねに疼痛が出現し、陽性と診断された場合、腰椎椎間板ヘルニアが疑われる。
- 3. NSAIDsよりもプロスタグランジンE1誘導体の方が、血管を拡張し血流が改善するので、疼痛緩和に有効である。
- 4. 単純X線写真でほぼ確診できる。
挑戦者3958人 正解率23%
椎間板は椎体同士をつなぐ、水分を多く含んだ組織です。脊椎に可動性を与え、クッションのような作用をします。中心部に髄核があり、椎間板が断裂して髄核が逸脱して神経を圧迫すると下肢の疼痛としびれ、知覚鈍麻、腱反射異常といった症状が出現し、このような状態を腰椎椎間板ヘルニアといいます。
- 1. 下肢の疼痛としびれ、間欠性跛行が特徴的な症状である。
-
不正解
下肢の疼痛としびれは椎間板ヘルニアの特徴的な症状ですが、間欠性跛行は脊柱管狭窄や動脈閉塞で特徴的な症状です。
- 2. 下肢伸展挙上テスト(SLRT)でふくらはぎやすねに疼痛が出現し、陽性と診断された場合、腰椎椎間板ヘルニアが疑われる。
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正解
下肢伸展挙上テスト(SLRT)とは、坐骨神経領域(L5またはS1神経根)の神経を評価するテストです。この選択肢のように、SLRTが陽性と診断された場合、椎間板ヘルニアの可能性があります。
- 3. NSAIDsよりもプロスタグランジンE1誘導体の方が、血管を拡張し血流が改善するので、疼痛緩和に有効である。
-
不正解
腰椎椎間板ヘルニアに対しては、NSAIDsの抗炎症効果で疼痛緩和を図ります1)。プロスタグランジンE1誘導体は、脊柱管狭窄症や循環障害に使われます。
- 4. 単純X線写真でほぼ確診できる。
-
不正解
腰椎椎間板ヘルニアは、単純X線写真では描出できないため、診断することができません2)。単純X線写真ではなく、MRI検査が有効です。
引用参考文献など
1)日本整形外科学会ほか監.日本整形外科学会診療ガイドライン委員会ほか編.“腰椎椎間板ヘルニアの治療において非副腎皮質ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は有効か”.腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン(改訂第2版).Mindsガイドラインライブラリ.(2018年12月閲覧)
2)日本整形外科学会ほか監.日本整形外科学会診療ガイドライン委員会ほか編.“単純X線写真は腰椎椎間板ヘルニアの診断に必要か”.腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン(改訂第2版).Mindsガイドラインライブラリ.(2018年12月閲覧)
3)和田英路監.目指せ!違いのわかるナース 徹底比較!腰椎椎間板ヘルニア VS 腰部脊柱管狭窄症,整形外科看護.22(9),2017,7-43.
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