2018/12/25 のクイズ
指差し呼称には、エラー防止効果があるとして推奨されており、医療業務でもその活用が広がってきています。以下のうち、指差し呼称の効果について、誤っているものはどれでしょうか?
- 1. 指を指すこと(指差し)により、対象のとり違いを防ぐ効果がある。
- 2. 発声(呼称)により、記憶の形成を強化する効果がある。
- 3. どのような作業にも大きな動作・大きな声で指差し呼称することにより、集中力を高める効果がある。
- 4. 周囲の人がエラーを検出でき、患者さんに安心感を与える効果がある。
挑戦者3856人 正解率48%
- 1. 指を指すこと(指差し)により、対象のとり違いを防ぐ効果がある。
-
不正解
指を指すことで確認対象に視線が停留しやすくなり、類似物とのとり違いを防ぐことができます。また、指を指した確認対象に対し、より確実に注意を集中させることができます。
- 2. 発声(呼称)により、記憶の形成を強化する効果がある。
-
不正解
確認対象の名前を思い出して発声することで、記憶の形成が強化されます。これにより、「◯◯について確認した」という記憶が残り、確認し忘れに対する不安も低減できます。
- 3. どのような作業にも大きな動作・大きな声で指差し呼称することにより、集中力を高める効果がある。
-
正解
過剰な指差し呼称は疲労をもたらし、かえって覚醒状態を下げ、確認よりも指差し呼称自体に集中力を注ぐ結果になります。腕を真っ直ぐに伸ばすなどの大きな動作や大きな声を出して全力で指差し呼称するよりも、自分なりのやり方で指差し呼称した方が、エラー率が低いことが分かっています。
- 4. 周囲の人がエラーを検出でき、患者さんに安心感を与える効果がある。
-
不正解
指差し呼称の「声」を他のスタッフが聞くことや、「指先」を一緒に見ることで周囲の看護師や医師がエラーを検出する可能性が高まります。また、患者さんが指差し呼称の声を聞くことで、看護師の行為に対して安心感が増すと考えられます。
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