2018/12/15 のクイズ
Bさんは独居の80歳代男性です。発熱のため、精査入院となりました。既往歴は糖尿病で、持参薬は3種類でした。担当看護師が、Bさんの持参薬を確認し、持参薬確認報告書を作成して主治医に提出しました。主治医からは、糖尿病治療薬を中止し、インスリンスケール対応とする指示を受けました。担当看護師は、Bさんの認知機能が良好であったことから持参薬の自己管理は可能であると判断しました。そこで、Bさんに糖尿病治療薬の服用中止を口頭で伝え、持参薬を自分で管理してもらうことにしました。その2日後、担当薬剤師がBさんに服薬確認したところ、服用中止のはずの糖尿病治療薬を現在も服用していることが分かりました。今後のBさんの服薬管理について、最も適切なものはどれでしょうか?
- 1. Bさんにもう一度服薬指導をする。
- 2. 自己管理は中止し、看護師管理とする。
- 3. Bさんにもう一度服薬指導をし、中止した薬は付箋を貼って分かるようにした。
- 4. Bさんにもう一度服薬指導をし、中止した薬は看護師が預かった。
挑戦者3917人 正解率30%
- 1. Bさんにもう一度服薬指導をする。
-
不正解
この選択肢のように、単に指導を繰り返すだけでは対応として不十分です。
- 2. 自己管理は中止し、看護師管理とする。
-
不正解
Bさんは独居のため、退院後はBさん自身で間違いのない管理ができるように指導していく必要があります。この選択肢のように、看護師管理とすることで内服の誤りは避けられますが、Bさんの退院後の生活を考えると適切な対応とはいえません。
- 3. Bさんにもう一度服薬指導をし、中止した薬は付箋を貼って分かるようにした。
-
正解
Bさんが入院中、そして退院後も服薬を正しく行っていけるように介入することが大切です。Bさんがいつでも確認できるよう、説明書や付箋などを使って指示を明確にするようにしましょう。
- 4. Bさんにもう一度服薬指導をし、中止した薬は看護師が預かった。
-
不正解
この選択肢のように中止した薬を看護師が預かることで内服の誤りは避けられますが、今後、Bさんが一人で内服管理をすることが難しくなるといった懸念があり、適切な対応とはいえません。退院後の生活も考慮した対応が必要です。
引用参考文献など
1)佐藤秀昭.持参薬管理の過程で生じた4つのトラブル.患者安全推進ジャーナルNo.48,2017,4-7.
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