2018/07/13 のクイズ
- 1. 「そんなものは見えません」と言い、杖を取り上げた。
- 2. 「何か不安なことがありますか」と聞き、暗くなる前に部屋の電気をつけた。
- 3. 「私も一緒に追い払います」と言い、一緒に杖を振り回した。
- 4. まず家族に状況を説明し、付き添いを依頼した。
挑戦者4292人 正解率86%
- 1. 「そんなものは見えません」と言い、杖を取り上げた。
-
不正解
患者さん本人の訴えを先に否定してしまうと、患者さんにとって不信感につながり、不安の増強となります。また、入院環境が居心地の悪いものになってしまいます。そのため、この選択肢は誤りとなります。
- 2. 「何か不安なことがありますか」と聞き、暗くなる前に部屋の電気をつけた。
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正解
Aさんの言動は、不安からくる幻視だと判断します。選択肢のように聞くことで、不安や苦痛となっている原因を聞こうとしています。本人の思いを聞くことで、不安の軽減や安心感につながります。そして、看護師に求めていることも分かるかもしれません。また、暗くなる前に部屋を明るくすることで、「いつもと違う環境での不安」を和らげることになります。また、「患者さんが気になっているもの・行動のきっかけとなっているもの」を探り、それを取り除くなどの調整を行うことで、患者さんの不安の軽減や安心感につながります。
- 3. 「私も一緒に追い払います」と言い、一緒に杖を振り回した。
-
不正解
本人の思いに共感はしているものの、一緒に杖を振り回すだけでは、本人の不安軽減や幻視をなくすことにはなりません。そのため、選択肢は誤りとなります。
- 4. まず家族に状況を説明し、付き添いを依頼した。
-
不正解
この患者さんは入院環境にあり、まずは看護師として原因をアセスメントすることが必要です。家族に付き添ってもらうことは安心感を得ることにつながりますが、家族もその都度付き添いをすることは困難であり、家族の疲労につながります。よって、最初から家族に付き添いを依頼するのではなく、まずは幻視の原因をアセスメントし、除去することが第一選択となります。そのため、この選択肢は誤りとなります。
引用参考文献など
1)山田律子.中島紀惠子編.IX 治療を受けている認知症の人の看護.認知症の人びとの看護.第3版,医歯薬出版,2017,160-162.
2)長谷川真澄.公益社団法人日本看護協会編.6 せん妄のアセスメントとケア.認知症ケアガイドブック.照林社,2016,111-114.
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