2018/05/26 のクイズ
頸椎症性脊髄症の特徴でないものは、次のうちどれでしょうか?
- 1. 手指の巧緻性障害が見られる。
- 2. 膝蓋腱反射が亢進する。
- 3. 中高年の女性に多い。
- 4. バビンスキー徴候を認める。
挑戦者3988人 正解率30%
- 1. 手指の巧緻性障害が見られる。
-
不正解
頸椎症性脊髄症では、脊髄の一部が圧迫されて四肢の運動や知覚が障害されます。物をよく落とす、箸が使用しづらい、ボタン掛けがしにくい、指が十分に伸びない、指に力が入りにくいなど手指の巧緻性障害が出現します。また、頸部を後屈すると手指や腕のしびれが増強することもあります。
- 2. 膝蓋腱反射が亢進する。
-
不正解
頸椎症性脊髄症になると、脊髄の一部である外側脊髄皮質路(錐体路)が障害(=上位運動ニューロンが障害)されます。そのため、反射の抑制がされにくくなります。反射の抑制がされにくくなると、膝蓋腱反射やアキレス腱反射が亢進することで歩行がぎこちなくなり、急に立ち止まることが困難になります。
- 3. 中高年の女性に多い。
-
正解
頸椎症性脊髄症は、女性より中高年の男性に多い傾向にあります。
- 4. バビンスキー徴候を認める。
-
不正解
頸椎症性脊髄症では、外側脊髄皮質路(錐体路)が障害(=上位運動ニューロンが障害)されているため、上肢でホフマン徴候(中指を屈曲位から離すとその他の指が屈曲する)や下肢でバビンスキー徴候(足底外側部を刺激すると、その足の母趾が背屈する)を認めます。
引用参考文献など
1)植山和正.津村 弘編.頸椎症性脊髄症.整形外科の疾患・手術・術前術後ケア.整形外科看護2014年秋季増刊,2014,62-63.
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