2018/02/02 のクイズ
妊娠33週3日、切迫早産で緊急入院した初産婦Aさんです。リトドリン塩酸塩と硫酸マグネシウムの投与が開始されました。胎児肺成熟未破水で、1週間以内の早産の可能性は低いと考えられます。体温37.5度。脈拍80回/分。白血球数10,000/μ。血中マグネシウム濃度2.0mg/dLです。子宮圧痛および、羊水の異臭はありません。Aさんへの対応で、以下の中で最も適しているのは次のうちどれでしょうか?
- 1. ベタメタゾンの投与が行われるため、投薬の準備を行う。
- 2. 子宮収縮が頻回に起きている場合は、医師に報告する。
- 3. 臨床的絨毛膜羊膜炎であり、分娩誘発もしくは帝王切開となるため準備を行う。
- 4. 高マグネシウム血症のため、腱反射の消失や、呼吸抑制の観察を行う。
挑戦者3394人 正解率59%
- 1. ベタメタゾンの投与が行われるため、投薬の準備を行う。
-
不正解
ベタメゾンの投与は、34週未満の早産が1週間以内に予想され、胎児の成熟を促す場合に行われます。Aさんは、1週間以内の早産の可能性は低いとされており、投薬の可能性は低いと考えられます。
- 2. 子宮収縮が頻回に起きている場合は、医師に報告する。
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正解
Aさんには子宮収縮抑制剤(リトドリン塩酸塩と硫酸マグネシウム)の投与が開始されていますが、抑制が効果的にされてない場合は投薬量を変更する必要があり、医師への報告が必要となります。
- 3. 臨床的絨毛膜羊膜炎であり、分娩誘発もしくは帝王切開となるため準備を行う。
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不正解
臨床的絨毛膜羊膜炎は、体温38.0℃、脈拍100回/分以上、子宮の圧痛、膣分泌物や羊水の異臭、白血球数15,000/μ以上などで診断されるため、Aさんは臨床的絨毛膜羊膜炎とは考えられません。前期破水がなく、臨床的絨毛膜羊膜炎と診断されない場合、一般的には子宮収縮抑制剤を使用して待機となります。
- 4. 高マグネシウム血症のため、腱反射の消失や、呼吸抑制の観察を行う。
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不正解
Aさんの血中マグネシウム濃度は正常値であり、現在は、まだ治療域の4~8mg/dLまで至っていない状態です。しかしながら、今後、高マグネシウム血症となる可能性があり、症状の観察が必要です。
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