2018/02/05 のクイズ
既往歴のない、31歳、妊娠37週5日の経産婦Aさん。前回は経膣分娩でしたが、今回は骨盤位で予定帝王切開術のために入院してきました。体温37.0℃。鼻閉や咳嗽と咽頭不快が軽度、見られます。Aさんの観察、問診の内容で、最も優先度の低い項目は次のうちどれでしょうか?
- 1. 胎位、胎向の確認
- 2. 分娩開始兆候の有無の観察と、前回の分娩状況についての聴取
- 3. 第1子の健康状態やAさんのアレルギーの有無の確認
- 4. 喀痰の量や窒息リスクの有無の確認
挑戦者6396人 正解率31%
- 1. 胎位、胎向の確認
-
不正解
手術が決まっていても、最終の診察から入院までの期間に、骨盤位から頭位へと胎位変換されているケースがあるため、胎位や胎向は確認する必要があります。
- 2. 分娩開始兆候の有無の観察と、前回の分娩状況についての聴取
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不正解
前回の出産時の分娩週数が早ければ、手術までに分娩開始となる可能性があり、観察が必要です。
- 3. 第1子の健康状態やAさんのアレルギーの有無の確認
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不正解
面会に来院すると推測される第1子とAさんが共に流行性疾患などの感染症に罹患していないかの観察を行い、院内感染の事前予防を行うこと、周手術期に使用される薬剤や消毒液、金属、手袋、食品など、アレルギー情報の把握は、術中の異常の回避や早期発見に必要な情報となります。
- 4. 喀痰の量や窒息リスクの有無の確認
-
正解
一般的に予定帝王切開術の場合は、脊髄くも膜下麻酔(腰椎麻酔)が選択され、気管挿管が行われないことや、31歳という出産年齢を考えると乳幼児や高齢者に多いとされている窒息リスクは低く、ほかの観察項目と比較して優先度としては一番低いと考えられます。
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