2020/05/10 のクイズ
◆周術期の問題◆周術期に使用する拮抗薬の組み合わせで正しいものはどれでしょうか?
- 1. ミダゾラム(ドルミカム®)-スガマデクス(ブリディオン®)
- 2. モルヒネ-フルマゼニル(アネキセート®)
- 3. ロクロニウム(エスラックス®)-ナロキソン塩酸塩
- 4. ロクロニウム(エスラックス®)-ネオスチグミン(ワゴスチグミン®)
挑戦者7718人 正解率29%
- 1. ミダゾラム(ドルミカム®)-スガマデクス(ブリディオン®)
-
不正解
ミダゾラム(ドルミカム®)は静脈麻酔薬、対するスガマデクス(ブリディオン®)は特異的筋弛緩回復薬です。スガマデクスは、筋弛緩薬であるロクロニウムと結合し、複合体を形成して、解離することなく腎臓より排泄されることでロクロニウムの筋弛緩作用と拮抗します。静脈麻酔薬とは拮抗しません。よって、この選択肢は誤りです。
- 2. モルヒネ-フルマゼニル(アネキセート®)
-
不正解
モルヒネは麻薬系鎮痛薬です。対するフルマゼニル(アネキセート®)はベンゾジアゼピン系薬剤の拮抗薬で、ミダゾラムやジアゼパムなどに対して拮抗し、麻薬系鎮痛薬とは拮抗しません。よって、この選択肢は誤りです。
- 3. ロクロニウム(エスラックス®)-ナロキソン塩酸塩
-
不正解
ロクロニウム(エスラックス®)は筋弛緩薬です。対するナロキソン塩酸塩は麻薬拮抗薬で、モルヒネあるいはフェンタニルなどの麻薬に対して拮抗し、筋弛緩薬には拮抗しません。よって、この選択肢は誤りです。
- 4. ロクロニウム(エスラックス®)-ネオスチグミン(ワゴスチグミン®)
-
正解
正解です。ロクロニウム(エスラックス®)は非脱分極性筋弛緩薬で、アセチルコリンによる神経から筋への興奮伝達を遮断します。対するネオスチグミン(ワゴスチグミン®)は、コリンエステラーゼ阻害薬です。アセチルコリンエステラーゼの作用を一時的に抑制し、アセチルコリンの濃度を高めて、非脱分極性筋弛緩薬の作用を低下させます。
引用参考文献など
1)中塚逸央.リバース薬.オペナースの?(はてな)をいますぐ解決! POWER UP! 手術室の薬剤118.OPE NURSING 2019春季増刊.2019,71-75.
このクイズに関連する記事
いま読まれている記事
掲示板でいま話題
今日の看護クイズ
本日の問題
◆感染症の問題◆感染成立の3要因ではないものはどれでしょうか?
- 感染源
- 宿主
- 感染経路
- 感染対策
8611人が挑戦!
解答してポイントをGET

