2020/05/09 のクイズ
◆看護技術の問題◆体位ドレナージで正しい方法はどれでしょうか?
- 1. 体位ドレナージでは、分泌物が貯留した肺区域が気管支より下になるような体位にする。
- 2. 体位ドレナージでは、最短でも5~15分は同一体位を継続する。
- 3. バイタルサインに問題がなかったため、食後であったが体位ドレナージを実施した。
- 4. 左側臥位で体位ドレナージ中の患者さんが、左手のしびれを訴えたものの、あと5分で終了だったので、がまんするように説明した。
挑戦者8698人 正解率74%
- 1. 体位ドレナージでは、分泌物が貯留した肺区域が気管支より下になるような体位にする。
-
不正解
不正解です。痰などの分泌物が貯留した肺区域は気管支よりも上にした体位を取ることで重力を利用し、分泌物を気管支から気管の方へ移動・排出させます。
- 2. 体位ドレナージでは、最短でも5~15分は同一体位を継続する。
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正解
正解です。体位ドレナージは、重力により分泌物を太い気管支から気管に向けて移動させ、排出させる方法です。そのため、しばらく(最短でも5~15分程度)は同一体位になる必要があります。なお、体位ドレナージは患者さんの苦痛の有無やバイタルサインの変動を確認しながら実施する必要があります。
- 3. バイタルサインに問題がなかったため、食後であったが体位ドレナージを実施した。
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不正解
不正解です。食事直後に体位ドレナージを行うと、体位によっては嘔吐や誤嚥を誘発する恐れがあるため、少し時間がたってから行いましょう。
- 4. 左側臥位で体位ドレナージ中の患者さんが、左手のしびれを訴えたものの、あと5分で終了だったので、がまんするように説明した。
-
不正解
不正解です。左側臥位では、体の下側になっている腕の神経が圧迫される可能性があります。圧迫されている部位を確認し、しびれを訴えている手が下にならないように腕の位置を調整するか、体位ドレナージを中止します。
引用参考文献など
1)田村富美子.第7章 呼吸・循環を整える技術.基礎看護技術Ⅱ(系統看護学講座).第16版,医学書院,2013,217-220.
2)平松八重子.任和子ほか編.第7章 呼吸・循環を整える技術.根拠と事故防止からみた 基礎・臨床看護技術.医学書院,2014,367-371.
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