友人の電子カルテ、見てもいい?|こんなときどうする?個人情報の扱い方ケーススタディ
看護師が日常業務の中で扱う情報の中には、「個人情報」に当たるものがたくさんあります。医療機関で扱う患者さんの情報は、個人情報の中でも秘匿度最高レベルのもの。日々の業務の中で何気なくやったことが、取り返しのつかない個人情報漏えいにつながるかもしれません。患者さんの大切な情報を扱う者として、こんなときどうする!?を考えてみましょう。
そもそも個人情報って何なの?個人情報の基礎知識はこちらで→【いまさら聞けない!個人情報】
ケース2 友人の電子カルテを見る?見ない?
Q:ある日、昼休みにロビーを通ったら学生時代の友人に会いました。外来を受診したらしいのですが、病状はわかりません。名前は分かっているし、アナタの病院には電子カルテが導入されています。病状が心配なのでカルテを見ることは許される?
(1)古い友人だし、病状を心配してのことなので問題ない
(2)●●科外来には友人が居るから、後で聞いてみよう
(3)自分が業務上で関わった患者ではないので、見ない

A:正解は(3)。いくら古い友人とはいえ、自分の業務に関係のない情報を勝手に探ることは禁止された行為です。確かに電子カルテであれば患者情報の検索は可能ですが、業務で関わっていない限りカルテの内容を見ることはできません。
そのため、(1)は論外。(2)は自分でカルテを見るわけではないものの、『●●科外来の友人』の立場で考えると「業務上知り得た情報を第三者に口外する」ことなので、これも個人情報漏えいにあたりNGです。
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