看護用語辞典 ナースpedia キーワード:低血圧

低血圧とは・・・

血圧(ていけつあつ)とは、血圧が正常値より低い状態を指す。低血圧の基準値は存在しないが、一般に収縮期血圧が100mmHg未満を言うことが多い。
本態性低血圧症」と「二次性(症候性)低血圧症」、「起立性(体位性)低血圧症」の3つに分類される。さらに、二次性低血圧症には急性と慢性が存在する。
主な症状は、めまい、頭痛、不眠、食欲不振、吐き気、動悸不整脈、発汗、冷えなど様々である。

【本態性低血圧】
原因不明の低血圧で、血圧だけが常に低い状態。いわゆる「低血圧体質」のこと。
■治療法:愁訴(患者が訴える症状)に対して食事療法、運動療法などの生活指導を行い、効果が認められない場合に化学療法(薬物療法)を試みる。

【二次性(症候性)低血圧症】
原因疾患を特定でき、二次的に起こる低血圧。原因疾患の重症度を調べることが大切になる。
■原因:心筋梗塞、循環血液量の減少、副腎不全アジソン病)、バーター病、低ナトリウム血症敗血症糖尿病アナフィラキシーショックなど
原因疾患によって症状の現われ方が異なる。心肺機能や感染・中毒などででは急性に症状が出る。一方で、内分泌疾患や神経疾患、代謝疾患では症状が慢性の経過を取ることが多いとされている。
全身の血流量が著しく低下し、急激な二次性低血圧に陥ると、命にかかわる事もあるため緊急を要する。
■治療法:原因疾患を特定し、適切な治療を行うことで症状を改善する。

【起立性(体位性)低血圧】
体位変換時、特に寝た状態や座位から急に立ち上がった時や、長時間立ち続けている時に血圧が下がること。
■原因:自律神経機能不全、加齢、糖尿病、アルコール中毒、ギラン・バレー症候群、HIV感染、薬剤など
■治療法:生活指導を含めた一般療法と薬物療法が基本。

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