看護用語辞典 ナースpedia キーワード:喘鳴

喘鳴とは・・・

最終更新日 2018/01/09

喘鳴(ぜんめい)とは、聴診器を用いなくても聴取できる異常な呼吸音のことである。

狭窄した気道を通過する空気によって生じる振動で発生する。胸郭内の病変では呼気時に聴取されることが多く、胸郭外の病変では吸気時に聴取され、stridorと呼ぶ。

聴診器を使って聴取される異常呼吸音を含めて、副雑音ラ音(rale)と呼ぶ。また、ラ音の種類により疾患が予想できる。

連続性の高い音(ヒューヒュー、ピーピー)はwheezesと呼び、末梢の細い気道に狭窄が生じる気管支喘息や心不全、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪の際に聴取される。連続性の低い音(グーグー、ボーボー)はrhonchusと呼び、中枢の太い気道に狭窄が生じる気管支炎などの際に聴取される。

気道に貯留した分泌物によって生じる粗い断続性の音(ブツブツ)はcoarse crackleと呼び、肺炎や気管支拡張症の際に聴取される。

線維化した肺胞が膨らむ際に生じる細かい断続性の音(パチパチ、ベリベリ)はfine cracleや捻髪音、Velcroラ音(マジックテープを剥がす時の音に似ている)と呼び、間質性肺炎で線維化を認める場合に聴取される。

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