最終更新日 2019/02/12

尿比重

尿比重とは・・・

尿比重(にょうひじゅう、urine specific gravity)とは、尿中のナトリウム、尿素、糖、タンパク質などの溶質成分の含まれる量を示す、尿の検査項目の一つである。

【検査方法】
尿試験紙を用いて行う。なお、尿試験紙による検査は、腎臓における水分や溶質の排泄・再吸収の機能を評価するには簡便であるが、より正確な評価を行うには尿浸透圧の測定が必要となる。

【基準値】
尿比重の基準値は、1.002~1.030である。

【異常増加を示す疾患例】
尿比重が高値・低値で、それぞれ以下のような症状が疑われる。

・尿比重高値:ネフローゼ症候群、糖尿病、SIADH、脱水など
・尿比重低値:腎不全、腎盂腎炎、尿細管アシドーシス、尿崩症など

執筆: 栗林真悠

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

SNSシェア

用語辞典トップへ