最終更新日 2019/12/11

ナトリウム

ナトリウムとは・・・

ナトリウム(なとりうむ、sodium(英語) 、natrium(ラテン語);Na)とは、電解質の一つである。ナトリウムは、細胞外液中の陽イオンの90%を占め、血漿浸透圧や酸塩基平衡、細胞外液量の調整に重要である。
血漿浸透圧〔mmol/kgH2O〕=2×(Na+K) 〔mmol/L〕+グルコース〔mg/dL〕/18+BUN〔mg/dL〕/2.8

成人の人体の約60%はナトリウムなどの電解質を含む水分で構成されている。体液は分布の違いにより、細胞外液、細胞内液に分類され、細胞外液はさらに間質液と血漿の2種類に分類される。細胞内外の水分や物質の移動はNa-Kポンプ(Na-K-ATPase)による能動輸送や浸透圧によって調整され、生命維持に重要なNa、Kなど電解質の量は厳密にコントロールされている。

【基準範囲】
血中のナトリウム(血清ナトリウム)の基準範囲は138~145(136~145) mEq/L(mmol/L)である。
血清ナトリウム濃度が145 mEq/L以上を高ナトリウム血症、135mEq/L未満である場合を低ナトリウム血症という。

執筆: 栗林真悠

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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