拮抗ホルモンって何?

『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
今回は「拮抗ホルモン」に関するQ&Aです。

 

山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長

 

拮抗(きっこう)ホルモンって何?

互いに反対の作用を持つホルモンを、拮抗ホルモンと呼びます。

 

インスリンとグルカゴンの関係は拮抗ホルモンで、作用が互いに拮抗することで、血糖値を一定の値に調節しています。 

 

インスリンの働きは、血中のブドウ糖がエネルギー源として細胞に取り込まれるのを補助し、血糖値を下げることです。食物が吸収されて血糖値が上がることが、インスリンの放出刺激になります。

 

これに対してグルカゴンは、低血糖状態になると分泌され、肝臓に蓄えられたグリコーゲンをブドウ糖に分解して血糖値を上昇させます(「グルコース(ブドウ糖)はどのように細胞に吸収されるの?」参照)。

 

⇒〔解剖生理Q&A一覧〕を見る

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版

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