2019/09/01 のクイズ
- 1. Aさんの両足の足底が床面に着く高さにベッドの高さを調節し、Aさんをベッドの右側に仰臥位から端坐位にした。
- 2. 車いすへの移乗の際、Aさんの麻痺のない左手を車いすの遠方の肘掛けを握れるように誘導した。
- 3. Aさんの左側に車いすを配置し、ベッドと車いすとの設置角度は20~30度を目安に設置した。
- 4. 車いすへの移乗の際、看護師はAさんの体幹を支えることに専念する。
挑戦者5373人 正解率23%
- 1. Aさんの両足の足底が床面に着く高さにベッドの高さを調節し、Aさんをベッドの右側に仰臥位から端坐位にした。
-
不正解
車いすに移乗する際には、患者さんの体勢を安定させることが必要です。患者さんの両足が床面にしっかりと接着し、さらに健側で踏ん張りがきくように患者さんの健側である左側に整える必要があります。よって、この選択肢は誤りです。
- 2. 車いすへの移乗の際、Aさんの麻痺のない左手を車いすの遠方の肘掛けを握れるように誘導した。
-
不正解
患者さん自身が自力で立位保持が可能な場合は、この選択肢のように健側の手を車いすの遠方にある肘掛を握らせるように誘導すると、自然と重心が移動し、車いすへ移乗しやすくなります。しかし、Aさんは自力での立位保持は困難であるため、健側の手(左手)は介助者である看護師の肩につかまってもらい移乗します。よって、この選択肢の介助法は誤りです。
- 3. Aさんの左側に車いすを配置し、ベッドと車いすとの設置角度は20~30度を目安に設置した。
-
正解
半身麻痺のある患者さんの車いすの移乗は、患者さんの健側の力を上手く利用し、転倒や転落を起こさないようにします。Aさんの場合、右半身に麻痺があるため、健側である左側に車いすを設置します。その際、車いすは、ベッドと20~30度程度の角度で設置するようにしましょう。よって、この選択肢の介助法は正しいです。
- 4. 車いすへの移乗の際、看護師はAさんの体幹を支えることに専念する。
-
不正解
片麻痺のある患者さんは、麻痺側の足の位置が悪く、方向転換ができずに引っかかってしまったり、車いすのさまざまな場所に体幹や下肢などが引っかかってしまい、転倒したり、傷つけてしまうことがあります。看護師は、患者さんの体幹を支えることももちろん重要ですが、患者さんの全体に気を配り、転倒や事故防止に努める必要があります。一人で困難な場合は、複数の看護師または介助者で実施することが必要です。よってこの選択肢は誤りです。
引用参考文献など
1)仁和子ほか編.根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術.第2版.医学書院.2017,p844.
このクイズに関連する記事
いま読まれている記事
掲示板でいま話題
今日の看護クイズ
本日の問題
◆周産期・産婦人科の問題◆人間にはない、カンガルーの妊娠・出産・育児の特徴で誤っているものはどれでしょうか?
- カンガルーの赤ちゃんは危険を感じると親の袋に入る
- 赤ちゃんは親の袋から出て外で排泄をする
- カンガルーは妊娠をいったん止めることができる
- カンガルーの赤ちゃんは2cmくらいの大きさで生まれる
7028人が挑戦!
解答してポイントをGET

