2019/02/26 のクイズ
- 1. アルブミン
- 2. トランスサイレチン(プレアルブミン)
- 3. レチノール結合タンパク
- 4. トランスフェリン
挑戦者4295人 正解率23%
- 1. アルブミン
-
不正解
アルブミン(albumin;Alb)の血中半減期は21日と長く、長期の栄養状態の把握に有用です。アルブミンは肝で合成され、体タンパクの消耗を補うアミノ酸の供給源でもあります。
- 2. トランスサイレチン(プレアルブミン)
-
不正解
トランスサイレチン(transthyretin;TTR)の血中半減期は1.9日と短く、タンパクの摂取状況を鋭敏に反映します。しかし、急性炎症 (火傷)や感染症で減少しますし、肝で合成されているため、肝機能障害では速やかに低下します。肝細胞で合成される分子量5.5万の4量体タンパクで、血中ではサイロキシン(T4)の 一部と結合し、これを輸送するという意味でトランスサイレチンと命名されました。
- 3. レチノール結合タンパク
-
正解
レチノール結合タンパク(retinal-binding protein;RBP)は肝で合成され、半減期が16時間の糖タンパクです。レチノール結合タンパクは血中でレチノール(ビタミンA)を結合し、運搬する機能を持ちます。 血中半減期が短く、栄養状態変動を感度よく表すため、入院期間中、術前術後など短期の栄養状態の指標として優れています。
- 4. トランスフェリン
-
不正解
トランスフェリン自体は肝で産性される血漿タンパクで栄養指標として利用する場合、半減期が7日と長く、重篤な栄養障害で減少するので有用性は高いです。分子量約8万の糖タンパクであり、血中における鉄イオンの運搬に関連しています。しかし、鉄欠乏で増加するなど、鉄代謝の影響が大きく、炎症、感染症、肝疾患の影響を受けます。
引用参考文献など
1)福岡市医師会臨床検査センター.血漿蛋白による栄養アセスメント.臨床と検査:病態へのアプローチ‐VOL.16.(2018年4月閲覧)
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