2018/11/21 のクイズ
63歳男性のAさんは、肺がんの精密検査で入院中です。本日、気管支鏡検査を実施しています。既往歴は、糖尿病によるインスリン療法中、および心筋梗塞で内服治療中です。20歳より1日30本の喫煙歴がありましたが、昨年より禁煙しています。以下のうち、気管支鏡検査の後に、Aさんに起こり得る合併症で、最も可能性の低いものはどれでしょうか?
- 1. 気胸
- 2. 気管支からの出血
- 3. 低血糖
- 4. 腸閉塞
挑戦者4034人 正解率47%
選択肢の中で、最も可能性の低い気管支鏡検査後の合併症は、腸閉塞です。気管支鏡検査は呼吸器系の検査であり、腸閉塞は呼吸器系に直接関係する病態ではありません。
気管支鏡検査の一般的な合併症は、気胸および、生検に伴う出血(多量の血痰)などが挙げられます。Aさんは心筋梗塞の既往があるとのことで、服用している抗凝固薬や抗血小板薬の内服は中止していると思われますが、影響がないとはいえません。また、糖尿病についても、事前の絶食とインスリン投与の中止は医師から指示が出ているはずですが、急なインスリン量の変更は糖代謝に影響を与え、低血糖を起こしかねません。
- 1. 気胸
- 不正解
- 2. 気管支からの出血
- 不正解
- 3. 低血糖
- 不正解
- 4. 腸閉塞
- 正解
引用参考文献など
1)林陸郎編著.気管支鏡検査.看護学生のための臨床検査.第2版,メヂカルフレンド社,2015,43-46.
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