2018/10/17 のクイズ
一人暮らしの82歳男性患者さん。糖尿病で血糖下降薬を内服中です。病院より数種類の内服薬が1日3回処方されていますが、定時に内服したかどうか忘れてしまうことが多くなってきています。血糖コントロールに影響するため、主治医から内服管理を主な目的として、訪問看護の依頼がありました。現在は、内服薬の飲み忘れ以外では、大きな問題はなく生活ができています。以下のうち、訪問看護師の内服管理の方法で最も適切なものはどれでしょうか?
- 1. 内服薬の飲み方について手順書を作成し、壁に貼って確認をするように指導した。訪問看護師は、訪問時に患者さんに内服が手順通りにできているかを患者さん本人に聞くようにした。
- 2. 訪問看護師が一包化した処方薬ごとに内服する日にちと曜日を記入し、配薬カレンダーに配薬した。訪問看護師は、訪問時に配薬カレンダーを見て、正しく内服しているか確認した。
- 3. 一包化した処方薬ごとに、患者さん自身で、内服する日にちと曜日を書き入れてもらい、配薬カレンダーに入れるように指導した。訪問看護師は、訪問時に配薬カレンダーを確認して正しく内服しているか確認した。
- 4. 訪問看護師が薬の袋に内服する時間を記入した。患者さん自身でその都度、ヒートのままの数種類の薬を取り出し、内服するように指導した。訪問看護師は、訪問時に残薬数の確認をして正しく内服できているか確認した。
挑戦者3429人 正解率50%
- 1. 内服薬の飲み方について手順書を作成し、壁に貼って確認をするように指導した。訪問看護師は、訪問時に患者さんに内服が手順通りにできているかを患者さん本人に聞くようにした。
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不正解
この患者さんは、そもそも、定時に内服したかどうかを忘れてしまうことが多くなったために、訪問看護を依頼することになりました。そのため、内服ごとに手順書の確認を行うことや、内服が定時にできていたかを患者さん本人に思い出してもらうことは困難であると考えられます。よって、この選択肢は誤りとなります。
- 2. 訪問看護師が一包化した処方薬ごとに内服する日にちと曜日を記入し、配薬カレンダーに配薬した。訪問看護師は、訪問時に配薬カレンダーを見て、正しく内服しているか確認した。
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正解
配薬カレンダー(または配薬箱)に配薬する方法であれば、本人の目にも止まりやすく、また、一包化した薬それぞれに、内服する日にちと曜日を書き入れておけば、二重に患者さんの飲み忘れの防止ができます。また、訪問看護時に配薬カレンダーを確認すれば、飲み忘れがあったときなどに内服状況が把握しやすいことからも、この選択肢が正解となります。
なお、服薬総数や服薬回数の調整の介入で改善が見込める可能性がある場合は、主治医に相談することも重要です。 - 3. 一包化した処方薬ごとに、患者さん自身で、内服する日にちと曜日を書き入れてもらい、配薬カレンダーに入れるように指導した。訪問看護師は、訪問時に配薬カレンダーを確認して正しく内服しているか確認した。
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不正解
患者さん本人で内服する日にちと曜日を記入してもらうと、書き入れる段階で記入間違いが起こる恐れがあります。よって、この選択肢は誤りとなります。
- 4. 訪問看護師が薬の袋に内服する時間を記入した。患者さん自身でその都度、ヒートのままの数種類の薬を取り出し、内服するように指導した。訪問看護師は、訪問時に残薬数の確認をして正しく内服できているか確認した。
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不正解
薬の袋に内服する時間を記入しても、高齢の患者さんが数種類のヒート(SP包装:strip package)の薬を、その都度ごとに出して、正しく内服することは難しいと思われます。よって、この選択肢は誤りとなります。
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