2018/09/11 のクイズ
- 1. 人工呼吸器を外して、用手換気に切り替える。
- 2. 呼吸音の聴取を行う。
- 3. 人工呼吸器の酸素添加流量を増加させる。
- 4. 気管内吸引の準備をする。
挑戦者4565人 正解率16%
人工呼吸器装着中の患者さんに異常が生じた場合、トラブルシューティングとして、「DOPE」の視点で介入します。「DOPE」とは、以下の内容を表しており、原因検索の確認項目を示しています。
・D(Displacement):チューブの位置異常
・O(Obstruction):チューブの閉塞
・P(Pneumothorax):気胸
・E(Equipment failure):機器異常
人工呼吸器の異常発生時にまず行うことは、人工呼吸器を外してジャクソンリースやバッグバルブマスクでの換気(用手換気)に切り替えることです。それによって、「E」の機器異常が回避されます。人工呼吸器に問題があれば、用手換気で容易に状態は改善します。これで改善しなければ、患者さんの呼吸に何か問題が生じていると考え、換気をしながら、胸郭の上がり方や換気の抵抗を確認します(「P」の気胸の確認)。また、気管チューブが抜けていないか、チューブ固定用のひもやカニューレ用のホルダーなどに緩みがないかなどを確認します(「D」のチューブの位置異常の確認)。気管チューブの位置異常が否定的で、換気に抵抗があれば、チューブの閉塞を考えます(「O」のチューブの閉塞の確認)。気管内吸引は、このような「DOPE」の項目を確認した後に実施しましょう。その際は、吸引チューブが指示された長さまでスムーズに挿入できていることや、分泌物の性状や量を観察します。
このように、異常発生時の原因検索の確認項目を理解しておくと、実際に異常が発生した際に冷静な対応ができます。選択肢2~4は間違いではありませんが、1に比べて優先度が下がります。
- 1. 人工呼吸器を外して、用手換気に切り替える。
- 正解
- 2. 呼吸音の聴取を行う。
- 不正解
- 3. 人工呼吸器の酸素添加流量を増加させる。
- 不正解
- 4. 気管内吸引の準備をする。
- 不正解
引用参考文献など
1)鈴木康之.及川郁子監.気管切開管理・呼吸器管理中の子どもの観察と評価.小児看護ベストプラクティス フィジカルアセスメントと救急対応.中山書店,2014,84-85.
このクイズに関連する記事
いま読まれている記事
掲示板でいま話題
今日の看護クイズ
本日の問題
◆呼吸器の問題◆くしゃみのスピード(呼気の最大風速)は何と同じくらいでしょうか?
- 100m走の世界記録
- 音速
- 新幹線
- 飛行機
8350人が挑戦!
解答してポイントをGET

