2018/06/13 のクイズ
- 1. 腹部のアセスメントをするために、仰臥位になり足を延ばしてもらう。
- 2. 腹部超音波検査をする前に、排尿をすませてもらう。
- 3. 問診→視診→聴診→打診→触診の順番で行う。
- 4. 痛みのある部位の触診は最初に行う。
挑戦者4542人 正解率56%
- 1. 腹部のアセスメントをするために、仰臥位になり足を延ばしてもらう。
-
不正解
腹部を観察するときには、腹直筋の緊張を緩和させるため、膝を軽く曲げた仰臥位とします。そのため、この選択肢は誤りとなります。
- 2. 腹部超音波検査をする前に、排尿をすませてもらう。
-
不正解
超音波検査は、体に当てた超音波の跳ね返り具合を解析して、映像として表す検査です。超音波は水の中を通りやすいため、膀胱内に尿がたまっていた方が、膀胱だけでなく前立腺や子宮などの骨盤内臓器を観察しやすくなります。そのため、この選択肢は誤りとなります。
- 3. 問診→視診→聴診→打診→触診の順番で行う。
-
正解
フィジカルアセスメントは、患者さんの負担が少ないものから始めて、器具を使うものは最後に行うのが原則です。そのため、通常は「問診→視診→触診→打診→聴診」となります。しかし、腹部の場合は、打診や触診によって疼痛の増強や腸蠕動音に影響を与える場合があるため、「問診→視診→聴診→打診→触診」の順序で行うことを覚えておきましょう。
- 4. 痛みのある部位の触診は最初に行う。
-
不正解
腹部に疼痛がある場合、触診によって得られる情報は重要です。選択肢3の解説にもありますが、触診によって疼痛の増強や腸蠕動音に影響を与えてしまいます。痛みのある部位の触診は最後に行うため、この選択肢は誤りとなります。
引用参考文献など
1)山内豊明.Part2 身体機能別のアセスメント E消化器系.フィジカルアセスメントガイドブック 目と手と耳でここまでわかる.第2版,医学書院,2016,148-149.
2)山内豊明.Chapter4 消化器系.山内先生のフィジカルアセスメント 技術編.エス・エム・エス,2014,31-38.
3)藤崎郁.第7章 腹部のフィジカルイグザム.フィジカルアセスメント完全ガイド.第2版,学研メディカル秀潤社,2012,107-162.
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