2018/01/27 のクイズ
- 1. 血流の停滞
- 2. 血管内皮障害
- 3. 血管抵抗の低下
- 4. 血液凝固能の亢進
挑戦者6433人 正解率51%
Virchow(ウィルヒョウ)の3大要因とは、1856年に、Rudolf C. Virchowにより、血栓形成の3大要因として挙げられた①血流の停滞、②血管内皮障害、③血液凝固能の亢進のことです。このうち一つでも異常を来すと血栓が形成されると提唱しました。
- 1. 血流の停滞
-
不正解
側臥位や仰臥位などの臥床状態を長時間保持していると、下肢の骨格筋の収縮が起こらない状況となります。その結果、骨格筋ポンプが機能せず、下肢から心臓へと還流すべき静脈血が末梢にうっ帯するため血栓ができやすくなります。そこで弾性ストッキングの装着やフットポンプの使用に加え、患者さんに下肢・足関節の運動を促すなどの指導を行い、うっ帯を予防していく必要性があります。
- 2. 血管内皮障害
-
不正解
手術時の操作によって、静脈圧迫や刺激によって静脈内皮の損傷を起こす可能性があります。血管内皮細胞が破綻してしまうと、その部位は血小板が凝集して一次止血を形成します。一方、凝固系では凝固因子によって凝集反応が始まり、フィブリンによって血小板血栓が補強され血栓が完成されます(二次止血)。血管内皮細胞損傷の要因となるものには、アテローム性動脈硬化や外科手術などがあるといわれています。そのため、術後の観察はより注意が必要となります。
- 3. 血管抵抗の低下
-
正解
血管抵抗の低下はVirchowの3大要因には入っていません。
- 4. 血液凝固能の亢進
-
不正解
血液凝固能は、外傷や感染症などが原因で亢進します。そのほか、アンチトロンビン欠損症などの先天的な凝固異常症や自己免疫疾患などが原因でも亢進します。さらに、手術時間が長時間に及ぶ場合や、利尿薬投与などで脱水を来すと血液が濃縮され、さらに血液が凝固されやすい状態となります。そのため、術前から既往歴をチェックすることや、術後の血液検査結果を把握し、全身の観察をすることが必要となります。
引用参考文献など
1)清村紀子ほか.フィジカルアセスメントの根拠がわかる!機能障害からみたからだのメカニズム.医学書院,2014,p412.
2)深井喜代子ほか編.新・看護生理学テキスト:看護技術の根拠と臨床への応用.南江堂,2008,p494.
3)医療情報科学研究所編.病気が見える Vol.2 循環器.第2版.メディックメディア,2008,p292.
4)医療情報科学研究所編.病気が見える Vol.5 血液.メディックメディア,2008,p204.
5)日本循環器学会ほか.肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン(2009年改定版).(2017年11月閲覧)
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