2018/01/13 のクイズ
84歳女性のAさんは肺炎で入院中です。入院後3日目の朝、「入院した日からずっと眠れない。このまま眠れずにいても大丈夫でしょうか?この点滴はいつになったらとれるの?夜になると何回もトイレに起きてしまって」と訴えがありました。現在AさんのADLは自立しています。経口摂取は全粥をほぼ全量摂取しています。医師からは、3号液2,000mLを24時間持続と抗生物質を1日2回投与する指示が出ています。朝食後の時間に病室を訪問すると入眠しているAさんを確認しています。看護師の対応で最も不適切と思われる内容はどれですか?
- 1. 医師と睡眠薬の使用について検討する。
- 2. 患者さんの状態から点滴の必要性を医師と検討する。
- 3. 入眠前にアロマオイル入りの足浴の実施を計画した。
- 4. Aさんは3日間不眠を訴えていたので、入眠しているのを見かけた時は声をかけずにそっとしておいた。
挑戦者5593人 正解率37%
- 1. 医師と睡眠薬の使用について検討する。
-
不正解
患者さんが焦りや不安を訴えている場合は睡眠薬を積極的に使用してぐっすり眠ってもらうことも必要です。しかし、睡眠薬には筋弛緩作用もあるため、転倒のリスクが高まります。そのため、睡眠薬を使用する場合、薬剤の選択には十分注意が必要です。患者さんの状態をきちんと医師に伝えた上で検討しましょう。
- 2. 患者さんの状態から点滴の必要性を医師と検討する。
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不正解
夜は副交感神経が活発になるので、身体は尿をつくる方向に働いています。患者さんは、経口摂取が可能な状態のため、点滴での抗生物質投与や24時間の持続点滴が変更可能かを医師と検討することも必要です。
- 3. 入眠前にアロマオイル入りの足浴の実施を計画した。
-
不正解
入眠時に大切なのは、心身をリラックスさせることです。入眠前の足浴、アロママッサージなどは効果がありますが、湯たんぽの使用は低温やけどの危険性があるので避けましょう。
- 4. Aさんは3日間不眠を訴えていたので、入眠しているのを見かけた時は声をかけずにそっとしておいた。
-
正解
患者さんの病態にもよりますが、不眠を訴える患者さんには、なるべく昼夜のメリハリをつけ、日中は規則的に活動するなど生活リズムを整えるように声掛けをしていくことが必要です。
引用参考文献など
1)荻野悦子.高齢者の生活機能を整える看護の展開.E生活リズムを整える看護.系統看護学講座 専門分野Ⅱ:老年看護学.医学書院,2015,204-215.
2)三ヶ木聡子.高齢者の睡眠障害|アセスメント・看護ケア.ナースプレス.(2017年12月閲覧)
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