2017/08/24 のクイズ
Aさんは60歳の男性です。ご自宅にて、一人で酒屋を経営しています。昨日、仕事中に腹痛のため救急車で搬送されました。急性虫垂炎と診断され、腹腔鏡手術で虫垂切除を受け、救急病棟に入院し、本日一般病棟に移動してきました。歩行は可能です。点滴は抗生剤の投与のみ、本日から食事も開始されています。一般病棟用の重症度、医療・看護必要度で間違っているものはどれでしょうか。
- 1. 救急車搬送後の入院であり、A項目2点に当てはまる。
- 2. B項目に当てはまるものはない。
- 3. 腹腔鏡手術後であり、C項目は該当する。
- 4. Aさんは一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の基準に達している。
挑戦者3336人 正解率22%
一般病棟用の重症度、医療・看護必要度に係る基準は
・モニタリングおよび処置などにかかわるA得点が2点以上、かつ患者さんの状況などにかかわる得点B得点が3点以上ある
・A得点が3点以上、または手術等の医学的状況にかかわる得点C得点が1点以上ある
と定められています(表)。
- 1. 救急車搬送後の入院であり、A項目2点に当てはまる。
-
正解
一般病棟用の重症度、医療・看護必要度では、A項目に救急車搬送後の入院は2点とされています。しかし、Aさんの場合、救急車で来院していますが、先に救急病棟に入院しているため、救急搬送後の入院には当てはまりません。
- 2. B項目に当てはまるものはない。
-
不正解
Aさんは、60歳の男性で、一人で酒屋を経営しているということから、食事も介助不要であることが考えられます。このことから、B項目に当てはまるものはないと言えます。
- 3. 腹腔鏡手術後であり、C項目は該当する。
-
不正解
Aさんは、腹腔鏡で手術を受けており、3日間はC項目を満たすため、C項目の基準を満たしています。全身麻酔も2日間で当てはまりますが、日数の長いほうで評価をします。日数については、手術当日を含む日数とされているため、注意が必要です。
- 4. Aさんは一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の基準に達している。
-
不正解
AさんはA項目・B項目共に該当しないので0点、C項目は腹腔鏡手術のため1点です。A項目、A項目+B項目の基準は満たしませんが、C項目が条件を満たすため、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の基準に達しています。
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