2020/07/21 のクイズ
◆フィジカルアセスメントの問題◆努力呼吸の正しい説明はどれでしょうか?
- 1. チェーン・ストークス呼吸:安静時、呼吸が一時的に停止する状態
- 2. 下顎呼吸:下顎を上に向け、意識的に深呼吸する状態
- 3. 陥没呼吸:吸気時、腹部が陥没する状態
- 4. 鼻翼呼吸:鼻翼が張って鼻孔が大きくなる状態
挑戦者9887人 正解率53%
- 1. チェーン・ストークス呼吸:安静時、呼吸が一時的に停止する状態
-
不正解
チェーン・ストークス呼吸は、努力呼吸ではなく呼吸リズムの異常です。呼吸が徐々に増大したり減少したりを繰り返し、最も小さくなったときに、呼吸はしばらく停止します。脳出血や脳腫瘍、尿毒症、重症心不全などで起こります。
- 2. 下顎呼吸:下顎を上に向け、意識的に深呼吸する状態
-
不正解
下顎呼吸は、死亡直前や重篤な呼吸不全で起こる努力呼吸です。多くは無意識に口をパクパク動かして下顎を使って気道を広げ、空気を体内に取り入れようとする状態です。
- 3. 陥没呼吸:吸気時、腹部が陥没する状態
-
不正解
陥没呼吸は、特発性呼吸窮迫障害など、胸壁が未完成な新生児や未熟児の呼吸障害で起こりやすい努力呼吸です。胸腔内が強い陰圧になることで、新生児や未熟児の未熟で柔らかい胸壁(肋骨の間や胸骨上窩)が吸気時に陥没します。
- 4. 鼻翼呼吸:鼻翼が張って鼻孔が大きくなる状態
-
正解
鼻翼呼吸は、努力呼吸の一つです。気道を少しでも広げようと鼻翼が張って鼻孔が大きくなり、喉頭を下に大きく動かす呼吸様式です。重症な呼吸不全などで表れます。よって、この選択肢が正解です。
引用参考文献など
1)藤崎 郁.胸部のフィジカルイグザム.フィジカルアセスメント完全ガイド.第3版,学研メディカル秀潤社,2017,62-63.
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