2020/06/06 のクイズ
◆老年看護の問題◆ロコモティブシンドロームについての記述で、適切なのはどれでしょうか?
- 1. 体重とは関係しない。
- 2. 女性より男性の方がロコモティブシンドロームになりやすい。
- 3. リンを多く摂取することは予防につながる。
- 4. ロコモティブシンドロームの予防は、健康寿命の延伸につながる。
挑戦者7782人 正解率86%
ロコモティブシンドロームは、筋肉や骨、関節などの「運動器に障害が起こり、歩くことや立つことに影響がある状態」をいいます1)。ロコモティブシンドロームは主に、運動器の疾患と加齢に伴う運動器の機能の低下が原因とされます。
- 1. 体重とは関係しない。
-
不正解
不正解です。肥満やメタボリックシンドロームはロコモティブシンドロームのリスク因子の一つとされています。肥満などの体重増加により、膝や腰に負担がかかったり、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高くなり、ロコモティブシンドロームとなったりするためです。
なお、痩せ過ぎている場合でも、骨粗鬆症やサルコペニアなどにより、ロコモティブシンドロールとなる可能性があります。 - 2. 女性より男性の方がロコモティブシンドロームになりやすい。
-
不正解
不正解です。現在、ロコモティブシンドロームの男女差は認められていません。
- 3. リンを多く摂取することは予防につながる。
-
不正解
不正解です。ロコモティブシンドロームは骨粗鬆症と関係します。骨粗鬆症の予防にはカルシウム摂取が必要です。しかし、リンの過剰摂取は、カルシウムの吸収を妨げるため、加工食品などのリンを多く含む食品は多く摂取しないように注意する必要があります。
- 4. ロコモティブシンドロームの予防は、健康寿命の延伸につながる。
-
正解
正解です。健康寿命とは、健康に日常生活を送ることができる期間のことをいいます。要介護や要支援とならないよう、ロコモティブシンドロームを予防していくことが求められています。
引用参考文献など
1)ロコモオンライン.ロコモを知ろう.(2020年6月閲覧)
2)日本整形外科学会. 運動器を長期間使い続けるための新しい概念「ロコモ」.(2020年6月閲覧)
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