2020/06/05 のクイズ
- 1. 歩幅の減少などの歩行障害が表れる。
- 2. くも膜下出血に続いて起こる。
- 3. 頭部X線検査で確定診断される。
- 4. 治療は、薬物療法が第一選択である。
挑戦者7705人 正解率59%
- 1. 歩幅の減少などの歩行障害が表れる。
-
正解
正解です。特発性正常圧水頭症では、歩幅の減少や歩行速度の低下などの歩行障害が起こります。その他、物忘れなどの認知障害、尿失禁が見られます。
- 2. くも膜下出血に続いて起こる。
-
不正解
不正解です。特発性正常圧水頭症は、くも膜下出血や髄膜炎などの原因疾患がないのにも関わらず、髄液の循環が障害され、水頭症の症状がみられる場合をいいます。
なお、くも膜下出血や髄膜炎などの原因疾患がはっきりしている場合は「続発性(二次性)水頭症」といいます。 - 3. 頭部X線検査で確定診断される。
-
不正解
不正解です。特発性正常圧水頭症は、認知障害、歩行障害、尿失禁という特徴的な3症状が見られるかどうかや、頭部CTおよびMRIで診断されます。CTやMRIでは、脳室の拡大や脳溝の消失などがみられます。
- 4. 治療は、薬物療法が第一選択である。
-
不正解
不正解です。特発性正常圧水頭症は、手術療法が第一選択で、シャントを通して髄液を排出させます。特発性正常圧水頭症で行われる手術には、脳室-腹腔短絡術(ventriculo-peritoneal shunt;V-Pシャント術)、脳室-心房短絡術(ventriculo-atrial shunt)、腰椎-腹腔短絡術(lumbo-peritoneal shunt;L-P シャント術)などがあります。
引用参考文献など
1)日本正常圧水頭症学会.特発性正常圧水頭症診療ガイドライン.第3版.(2020年6月閲覧)
2)脳神経外科疾患情報ページ.シャント手術.(2020年6月閲覧)
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