助産師国家試験について

助産師になる過程の中で、最も大変な関門は助産師学校(養成所)への入学。

そこを乗り越え、1年間ないし2年間頑張ってきた助産師学生にとって国家試験はそれほど難しい試験ではありません。

毎年の合格率は、大体95%前後。98.1%や99.9%など、100%に近い合格者が出ている年もあります。学校で出される課題を着実にクリアし、日々まじめに勉強を続けていれば、国家試験にはきっと合格できるはずです。

~国家試験への流れ~

試験勉強は、学校での講義が一段落つく8月ごろから始める学生が多いようです。教科書と過去問を活用しつつ、自分の得意分野と苦手分野を見極める期間が1ヶ月ほど。9月からは実習の合間を縫って、本番練習用に模試も何度かチャレンジしておきましょう。

12月を過ぎれば実習も終わり、いよいよラストスパート。苦手分野を中心に、確実に点を取れるように繰り返し問題を解きましょう。

スケジュールの組み方や勉強の仕方は、看護師国家試験に向けての試験対策と基本的に同じ。周りと助け合いながら、しっかり対策を練ることが大切です。

~当日までの流れ~

助産師国家試験は、年に1度。毎年2月下旬(看護師国家試験とほぼ同じ時期)に、全国約11箇所で開催されます。

受験願書などの書類は全て助産師学校(養成所)で手に入れることができます。「まだ看護師資格を持っていない人」と「既に看護師資格を持っている人」で必要な書類の種類が変わってくるので、間違いがないよう事前にチェックしておきましょう。

合格の発表は3月下旬。無事に合格となれば、保健所(一部の県は県庁)にて免許を発行してもらい、いよいよ助産師としてデビューの時を迎えます。

【ワンポイント】
Q. 看護師と助産師の国家試験を同時に受験。助産師国家試験に受かったものの看護師国家試験に落ちてしまったら…?

A. 助産師国家試験を再受験する必要はありません。合格証明のため、助産師国家試験を受けた際の受験票を保管しておきましょう

助産師の資格を取得するには「看護師資格の取得」が前提条件です。そのため、看護師国家試験に落ちてしまうと助産師国家試験に受かったとしても、資格を取得することができません。

ただしその場合、再度助産師国家試験を受ける必要はありません。看護師国家試験合格後、資格申請の際に助産師国家試験に合格している旨を伝えれば、看護師免許とあわせて助産師免許も発行してもらえます。