助産師学校(養成所)のスケジュール
無事に入学試験に合格すれば、いよいよ助産師学校へ通う日々がやってきます。
入学するまでもかなりハードな道のりですが、入学してからの毎日もかなり密度の濃いものに。
現役助産師の方の多くが「看護学校時代より大変だった!」と語る助産師学校のカリキュラムはこちらです。
【助産師養成過程】
例:1年制の助産師学校に通うAさんの年間スケジュール
- 必須条件
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- 基礎助産学6、助産診断・技術学6、地域母子保健1、助産管理14、臨地実習8、助産実習8、合計22単位の取得
- 10件程度の直接介助実績と、それらを踏まえたレポート
単位の取得にかかる時間は、約1,050時間。これらを1年の間にとらなければいけないということを考えると、助産師学生の日々がどれだけ勉強中心のものか、お分かりいただけるかと思います。
また、直接介助の実習は限られた実習期間の間に、いつ始まるかわからないお産とめぐり合わなくてはいけません。そのため、泊り込みながらの実習や、真夜中の呼び出しに応じなければいけないことも多々あります。
助産師になるためには、「努力」と「時間」が必要不可欠なのです。
このように書くと、大変な印象が強い助産師の養成過程ですが、「その分得るものも多かった」と口を揃える卒業生が多いのも特徴です。
助産師学生は様々な実習や分娩介助を通じ、技術や知識の習得は勿論「生命が誕生する過程に携わる素晴らしさ、大切さ」に肌で触れ、学ぶことができます。非常に濃密な1年間を過ごしたあかつきには、立派な助産師へと成長している自分を実感できるでしょう。