最終更新日 2019/09/30

門脈圧亢進症

門脈圧亢進症とは・・・

門脈亢進症(もんみゃくあつこうしんしょう)とは、門脈系統の血管内で、血圧(門脈圧)が異常に高くなる状態のことである。門脈圧の正常値は100~150mmH2Oだが、常時200mmH2O以上に上昇した場合を門脈圧亢進症としている。

最も一般的な原因は、肝硬変による血流抵抗の増大である。この場合には、脾臓摘出や静脈瘤硬化療法など、合併症の治療が行われる。また、脾機能亢進による血球減少、腹水側副血行路の発達による食道静脈瘤などの症状も見られる。

 

引用参考文献
1)門脈圧亢進症.日本救急医学会.

 

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