看護用語辞典 ナースpedia キーワード:専門看護師

専門看護師とは・・・

専門看護師(せんもんかんごし)とは、解決困難な健康問題を持つ個人や家族に対して、より質の高い看護ケアを提供するための、深い知識と技術を持った看護師のことである。
特定の専門分野ごとに認定される資格で、日本看護協会が行う専門看護師認定試験の合格者に与えられる。
CNS(Certified Nurse Specialist)。

■専門分野は以下の13領域。
(1)がん看護 (2)精神看護 (3)地域看護 (4)老人看護 (5)小児看護 (6)母性看護 (7)慢性疾患看護 (8)急性・重症患者看護 (9)感染症看護 (10)家族支援 (11)在宅看護 (12)遺伝看護 (13)災害看護

■各分野で専門看護師が期待される役割は以下のとおり。
(1)実践:個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する。
(2)相談:看護職を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。
(3)調整:必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。
(4)倫理調整:個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決をはかる。
(5)教育:看護職に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。
(6)研究:専門知識及び技術の向上並びに開発をはかるために実践の場における研究活動を行う。
認定看護師がより限られた特定分野での実践を重視した資格であるのに対し、専門看護師は幅広い分野における教育や研究に携わる資格である。
専門看護師は、例えば、診療科目にかかわらず院内や患者を見回ったり、一般看護師への指導を行ったりする。

以上のように高度な知識と技術が求められる専門看護師になるためには多くのプロセスが必要とされている。

■専門看護師になるには
そもそも認定試験を受けるには、看護師の免許を持ち、以下の2つの条件を満たしている必要がある。
(1)看護系大学院修士課程修了者で、日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位(総計26単位または38単位)を取得していること。
(2)実務経験が通算5年以上。そのうち3年間以上は専門看護分野の実務経験。

その上で書類審査・筆記試験(120分、論述式問題)に合格してはじめて、専門看護師として認定されるのである。
なお、この資格は、専門看護師のレベル保持のために5年ごとの更新制を採っていて、更新の際は、過去5年間の看護実績や研究成果、研修業績の審査を受けなければならない。

2016年12月現在、1883人の専門看護師が全国で活躍している。

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  • 4.解熱と炎症所見も改善していることから、抗菌薬を中止とし経過を見る。
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