持続的導尿|物品の確認~患者さんの準備

※カテーテル挿入前のバルーンの膨らみを確認するかどうかはメーカーにより異なります。

【監修】

日本医療大学保健医療学部看護学科

准教授 小島 悦子

 

【持続的導尿】膀胱留置カテーテル挿入準備・必要物品

(1)膀胱留置カテーテルセット (2)固定用テープ (3)蓄尿バッグのカバー (4)膿盆またはビニール袋 (5)バスタオル (6)処置用シーツ

(7)手袋 (8)マスク (9)ビニールエプロン

(1)膀胱留置カテーテルセット
(2)固定用テープ
(3)蓄尿バッグのカバー
(4)膿盆またはビニール袋
(5)バスタオル
(6)処置用シーツ
(7)手袋
(8)マスク
(9)ビニールエプロン

 

■膀胱留置カテーテルセットの中身■

(1)膀胱留置カテーテル (2)蓄尿バック (3)滅菌手袋

(4)水溶性潤滑剤 (5)綿球 (6)消毒液 (7)鑷子 (8)滅菌水入りシリンジ

(1)膀胱留置カテーテル
(2)蓄尿バック
(3)滅菌手袋
(4)水溶性潤滑剤
(5)綿球
(6)消毒液
(7)鑷子
(8)滅菌水入りシリンジ

【持続的導尿】膀胱留置カテーテル挿入準備・手順

(1)マスク、ガウンを装着する
(2)膀胱留置カテーテル挿入の目的・方法・時間を説明し、患者さんの了解を得る
(3)掛物をかけた状態で処置用シーツを敷き、患者さんにズボンと下着を脱いでもらう
(4)露出を最小限にするためにバスタオル等で下半身を覆い、開脚してもらう

■ポイント■
女性の場合は、両膝を立てて開脚した姿勢をとってもらう

ポイント 女性の場合は、両膝を立てて開脚した姿勢をとってもらう

(5)未滅菌手袋を装着し、清浄綿で外尿道口周囲を拭く
(6)患者さんに足を動かさないように伝えたら、膀胱留置カテーテルセットを開封し、患者さんの足元で開く。膿盆も使いやすい位置に置く

(7)必要な準備が整っているか確認したら、滅菌手袋を装着する

(8)綿球に消毒液をかけ、水溶性潤滑剤をトレーに入れる


 

(9)尿が流出しないように、蓄尿バッグの排尿口にあるクレンメが閉まっていることを確認する

■根拠:クレンメが閉まっていることを確認する理由■
クレンメが閉まっていないと、カテーテル挿入後、排尿口から尿が流れ出る可能性があるため


(10)カテーテルを包装から取り出し、清潔区域に置く


 

(11)カテーテルに滅菌水を注入し、バルーンが正常にふくらむことを確認する

※カテーテル挿入前のバルーンの膨らみを確認するかどうかはメーカーにより異なります。


 

(12)バルーンのふくらみ方が均一であるか、液漏れがないかを確認する

ポイント バルーンのふくらみ方を確認! 膨らみが均一であるか 液漏れがないか


(13)バルーンを確認したら、滅菌水を抜いておく

 

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